停電時に灯りを確保するアイデアとは
災害時に停電になった場合、灯りをどのように確保するかが大切になります。携帯電話や懐中電灯は移動するときに暗闇の限定的な場所を照らすのに便利ですが、部屋の中など広い範囲を照らすにはランタンなどの広範囲を照らす灯りが必要になります。でも、いざというときに手元にランタンを持っていない場合もあるかもしれません。そんなときは、手作りの簡易ランタンを使うことができます。必要なものは携帯電話(または懐中電灯)と、なんと備蓄用のペットボトル飲料水です。SNSでも話題の方法を試してみました。
【スマホのライト】
スマホのライトだけの場合
スマホのライトだけだと、部分的には明るくなりますが直接的な光で眩しさを感じます。
スマホライト + 飲料水2Lの場合
スマホは薄いので、上にサイズの大きい2Lのペットボトル飲料水を置いても安定感があります。
ペットボトルを置くと、ご覧の通り! ペットボトル全体が明るい光となって、ランタンのように部屋が明るくなります。
【懐中電灯】
スポーツ飲料も同様に明るくなるのだそうです。今回は、懐中電灯の上に置けるサイズの500mlのスポーツドリンクで試してみました。
懐中電灯だけの場合
懐中電灯だけだと限定的な光で、部屋全体というよりは部分的に明るくなります。
懐中電灯 + スポーツドリンク500mlの場合
ペットボトルと一緒に使うとペットボトル全体が光り、広範囲に広がります。
いざというときのために「防災の知恵」もストックを
いかがでしたか? 防災グッズとして飲料水や懐中電灯を備えていた筆者ですが、それらを組み合わせるとランタンの灯りに変わるとは目からウロコでした。
災害時にどのような状況に置かれるかを想像することは、日常の中では難しいかもしれません。でも、いざというときに身の回りにあるもので何ができるかを考えることはとても大切だと思いました。これからも、防災グッズとともに「防災の知恵」も備えたいと思います。