教えてくれたのは……みずおじさん
システムエンジニアとして働いた経験を活かし、YouTube(みずおじさん)で主にiPhoneやiPad、MacなどのApple系端末やスマホの役立つ情報を発信中!
iPhoneのバッテリーを節約するために見直すべき設定
iOS18になって大きく変わったのが、「設定アプリ」「バッテリー」「プライバシー」の3つです。ここを見直すと、バッテリーの節約につながるかもしれません。特に、設定アプリは再設計されて設定位置や順番の変更があり、新しい設定も増えています。増えた設定や無駄な設定のオン・オフを見直して、快適に使えるiPhoneにしていきましょう!
今回は、みなさんが見逃してしまいやすい「2つの設定」をピックアップしてご紹介します。
1.アプリのバックグラウンド更新はWi-Fiに!
設定を開き、「一般」をタップします。
少し下にスクロールし、「アプリのバックグラウンド更新」をタップします。
アプリの一覧が表示されます。
一番上に「アプリのバックグラウンド更新」という項目があります。設定を変えていなければ、オンになっていると思うので、タップします。
「オフ」「Wi-Fi」「Wi-Fiとモバイルデータ通信」の3つの設定が表示されます。「Wi-Fi」は、Wi-Fiに接続されたときのみバックグラウンド更新を行う設定、「Wi-Fiとモバイルデータ通信」は、Wi-Fiでもモバイルデータ通信でも行う設定です。
必要ない方は「オフ」の設定でもOKですが、バックグラウンド更新は基本的には便利な機能なので、「Wi-Fi」に設定しておくことをおすすめします。
モバイルデータ通信で更新を行うと、外出先でも通信が発生してバッテリーの消費につながるため、注意が必要です。お好みで設定を選んでください。
2.メールのプッシュはオフ!
設定を開き、一番下までスクロールして「アプリ」をタップします。
「ま行」まで下にスクロールし、「メール」をタップします。スクロールするときは、長押しすると一気に移動できますよ。
「メールアカウント」をタップします。
変更していなければ、「データの取得方法」が「プッシュ」になっている方が多いと思うので、ここをタップします。
タップすると、このような画面が表示されます。
メールを取得する際、「プッシュ」の設定ではサーバーが一定間隔でメールの有無をチェックし、新しいメールがあればiPhoneに通知が届くようになっています。即時にメールを確認する必要がない場合は、メールを開いたときにサーバーから取得する設定で十分です。そのため、「プッシュ」をオフにしておくとよいと思います。
さらに、下に表示されているiCloudやGmailなどのメールの項目も「プッシュ」になっているものがあれば、「フェッチ」に変更しておきましょう。
「フェッチ」は、設定したスケジュールに従ってデータを取得する方法です。画面下の部分に「自動」「手動」「1時間ごと」「30分ごと」「15分ごと」と、取得頻度を設定できるようになっています。
「手動」は、メールアプリを開いたときだけデータを取得する設定です。
「15分ごと」であれば、15分間隔でデータを取得する設定です。
即時性があるメッセージは、最近ではLINEなどでやりとりすることが多くなっていると思います。そのため、メールを常に見ておいてバッテリーを消費する必要はないと言えます。画面のように、プッシュ自体は「オフ」に、メールは「フェッチ」に設定して、無駄なバッテリー消費を防ぎましょう!
▼詳しい操作方法は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。