「ウォーターサーバー」の意外と知らない“3つのNG行為”→「雑菌が繁殖するかも…」「気を付ける」

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2025.03.24

美味しい水をすぐに飲めるウォーターサーバーは、暮らしを豊かにしてくれるもののひとつ。しかし、使用するうえで気を付けるべき注意点もいくつかあるんです。そこで今回は、ウォーターサーバーの寿命が縮む「NG行為」をご紹介します。

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NGその1.コンセントを抜く

コンセントを抜く出典:stock.adobe.com

ウォーターサーバーによっては、電源を入れていなくても給水できる製品があります。電気代が気になる方や、水を常温で飲む方は、コンセントから抜いても不都合はないかもしれません。
しかし、ウォーターサーバーの電源は“つなぎっぱなし”が正解。コンセントを抜いてしまうと、タンク内の水を殺菌する「自動クリーン機能」が働かなくなり、雑菌が繁殖する恐れがあるんです。
水の温度を一定に保つためにも、電源を入れておくのは重要なこと。自宅を2週間程度あける場合でも、冷蔵庫同様に電源はOFFせず、コンセントは差したままにしましょう。

◆知らないと水筒の寿命を縮めるかも:「水筒」のただしい掃除法

NGその2.温水の電源を入れずに使用する

ウォーターサーバー出典:stock.adobe.com

温水を利用しない時期は、温水のスイッチをOFFしても問題ない気がします。しかし、これもNG行為のひとつです。
温水スイッチを切ると、本体の内部に雑菌が繁殖します。ウォーターサーバー自体が菌だらけになれば、美味しい水が飲める状態とは言えません。
また、雑菌が繁殖するとイヤな臭いが発生する原因に……。衛生的に美味しい水を飲むためにも、温水スイッチは1年中ONの状態で使用してください。

◆「ステンレス水筒」の寿命の記事も読む:意外と知らない“ステンレス水筒の替えどき”

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NGその3.適さない場所でボトルを保管する

ウォーターボトル出典:stock.adobe.com

美味しい水を飲むためには、ボトルの保管場所についても注意が必要です。清潔な場所であることは大前提。水が変質したりボトルが劣化したりする恐れのある、次のような環境に保管するのは避けてください。

・直射日光があたる
・温度変化が激しい
・湿気がこもりやすい
・暖房器具の近く
・臭いが強いものの近く
・屋外

日光・暖房器具の熱は、水だけでなくボトルも劣化する可能性があります。
屋外であっても、屋根のある物置なら問題ない気もしますが、じつはこれもNG。物置は湿気がこもりやすく、害虫による衛生面の不安も隣り合わせです。
高温多湿の環境は避け、温度変化の少ない屋内で保管しましょう。

いつでも美味しい水を飲むために

ウォーターサーバーは、使い方はもちろん水の保存方法にも注意が必要です。知らず知らずのうちに間違った使い方をしないよう、取り扱い説明書をよく読んで正しい扱い方を確認しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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