氷に賞味期限はないけれど……
結論から言うと、自宅の冷蔵庫でつくった氷に賞味期限はありません。そもそも氷は品質の変化が起こりにくく劣化しづらいため、市販の氷でも賞味期限の記載は省略されています。
しかし、だからといって製氷機に氷を入れっぱなしにするのは考えものです。
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長期間使わないのなら「製氷停止」に
氷自体に賞味期限がなくても、水はしだいに劣化します。古い水を使ってつくった氷は、果たして衛生的と言えるでしょうか。
「給水タンクは常に冷やされているから大丈夫」と安心してはいけません。給水タンクは雑菌が繁殖しやすく、ほうっておくとヌメリが発生します。タンク内に浮遊物が浮いていたり、赤いヌメリのようなものが発生していたら要注意です。
また、水だけでなく、給水タンク・給水パイプ・製氷皿・貯氷ケースなどは定期的なお手入れが必要。洗浄せずに使っていると、雑菌が繁殖したりカビが発生したりするかもしれません。
冬こそ製氷機をまるごと掃除するチャンス!
製氷機の掃除は、年に1~2回のペースを推奨。氷の使用頻度が落ちる冬こそ、製氷機をまるごとお手入れするベストタイミングです。製氷機の運転を停止して、汚れをスッキリ落としましょう。
製氷を再開する場合でも、給水タンクと給水パイプは週に一度、貯氷ケースは月に一度の掃除を心がけてくださいね。
ちなみに、お手入れ方法は製品によって異なります。自己流で掃除はせずに、必ず取扱説明書の手順や方法にそって行ってください。