「給湯器」の寿命が縮む“3つのNG行為”「故障する前に知れて良かった…」「今すぐ確認します」

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2025.01.20

給湯器は、冬に欠かせない家電のひとつ。お湯が必須のこの時期は、給湯器が生命線と言っても過言ではありません。しかし、使い方を誤ったりメンテナンスを怠ると、故障や劣化を引き起こす場合も。ここでは、意外と知らない「給湯器のNG行為」をご紹介します。

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NGその1.点検しない 

▼NGその1.点検しない ▼出典:stock.adobe.com

屋外に置く給湯器は、雨や砂ボコリなどで汚れやすい環境にあります。汚れ自体は給湯器の寿命に影響を与えませんが、問題は点検せずに放置すること。
給湯器も家電ですから、3~4年に一度の点検は必要不可欠。設置状況や使い方によって給湯器の劣化スピードは異なりますので、長く安全に使うためにも定期点検を受けましょう。
自己点検だけで済ませずに、専門技術者などプロに見てもらうことが大切です。

NGその2.排気口が覆われている

▼NGその2.排気口が覆われている▼出典:stock.adobe.com

どの給湯器にも、必ず排気口がついています。この部分は、エアコンでいう室外機のようなもの。排気口の前にものを置くと、排気が妨げられるため注意が必要です。
特に気を付けたいのが、草や木などの植物。知らないうちに伸びてきて、排気口を覆ってしまうケースは少なくありません。
また、燃えやすいものを置くのも絶対にNG。植物はもちろん、木材を立てかけたり布をかけておいたりするのも避けましょう。給湯器に布をかぶせ、カバー代わりに使うのも危険です。

NGその3.保温材の劣化を放置する

▼NGその3.保温材の劣化を放置する▼出典:stock.adobe.com

一般的に、給湯器から伸びる管には「保温材」が巻かれています。寒さや温度変化による劣化を防ぐために重要なものです。
しかし、この保温材も時間とともに劣化します。給湯器を買い替えるまでにボロボロになった場合は、新しい保温材を巻きなおす必要があります。保温材が古いまま放置すると、天候や外気のダメージを受けて凍結する恐れがあるため注意してください。
ちなみに、保温材はプロの業者に依頼しなくても、ホームセンターなどで購入してDIYできます。

給湯器を長く大切に使うために

給湯器が壊れると、生活に支障が出ます。わが家は経年劣化でしたが、昨年冬に給湯器が突然壊れ、真冬にお湯が出なくなるという経験をしました。
買い替えの費用は4~50万円かかる場合も。決して安い金額ではありません。
暮らしに欠かせない給湯器に長く働いてもらうためにも、必要なメンテナンスや正しい使い方を心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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