「また隠れカビが…」「見逃してた」キッチンシンクにカビがすぐ発生する人がしがちな“3つのNG”

家のこと

2025.03.24

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。水まわりの厄介な汚れとも言える「カビ」。キッチンシンクも例外ではなく、使い方によってはあっという間に黒カビが繁殖します。キレイなシンクを保つためにも、カビを発生させないくふうが必要です。ここでは、キッチンシンクに黒カビが増殖する「NG行為」をご紹介します。

広告

NGその1.汚れたまま放置する

シンクの食器出典:stock.adobe.com

カビの繁殖を防ぐには、エサとなる食べかすなどの汚れを放置しないことが大前提。
しかし逆を言えば、汚れをほったらかしにしたシンク内は、カビにとって快適な環境です。汚れを放置するほど、カビはものすごいスピードで増殖します。
カビを予防するためにも、使った食器は溜めっぱなしにせず、こまめなお手入れを心がけましょう。食器を洗った後にシンク内も洗い流す程度の簡単な掃除でもいいので、汚れをそのままにしない習慣づけが大事です。

◆「いつもキッチンがきれいな人」の特徴:あえて置かない3つのもの

NGその2.生ごみを長時間置く

三角コーナー出典:stock.adobe.com

生ゴミの一時置き場として、シンク内に三角コーナーを置いている方もいるでしょう。しかし、食材の切れ端や食べ残しは、カビにとって最高の栄養分。さらに湿気も加わることで雑菌が繁殖し、臭いの発生源になります。
清潔なシンクを保つうえで、三角コーナーは“手放した方がいいもの”です。生ゴミはシンクの外に袋を用意して、こまめに処分しましょう。ゴミをシンクに溜めないクセがつくと、カビの発生リスクを抑えられます。

◆キッチンハイターの掃除術も読む:「キッチンハイター」の意外な効果

広告

NGその3.ホルダーやラックを置きっぱなしにする

シンクのラック出典:stock.adobe.com

シンク内にも、見落としがちな掃除スポットがあります。それは、スポンジホルダーの裏などの視界に入りづらい場所。
わたし自身、スポンジホルダーを取り外してみると裏が黒カビだらけだった……という経験が何度かあります。
カビは見えない場所こそ要注意。ひっそりと根を深く張って生息していますので、キッチンシンクのお手入れは“くまなく”、全体の汚れをしっかり落としましょう。

カビひとつないシンクを目指そう

頻繁に使うシンクは、湿気や水気をゼロにすることは難しいです。それでも、小さな心がけひとつで、カビの繁殖は防げます。
汚れを溜めず、こまめな掃除の習慣を。食器洗い後は1分でもいいので、シンクの汚れを洗い流すプチ掃除を続けてみてください。

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る