「トイレの便器」が黒ずんでいる人がしがちな“3つのNG”→「無意識にしてた…」「もうやめよう」

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2025.03.26

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。トイレの便器につく黒ずみ汚れは、尿石以上に落ちにくい厄介もの。便器が酷く汚れるのは、もちろん理由があります。ここでは、便器が黒ずむ原因になる「NG行為」をご紹介します。

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NGその1.掃除の頻度が少ない

トイレ掃除出典:stock.adobe.com

便器にできる黒ずみ汚れは、こまめに掃除をしていれば発生しません。逆を言えば、黒ずみ汚れは掃除の回数が足りない証拠です。
黒ずみができる原因は、雑菌の繁殖や汚れが酸化するなどさまざまですが、どれも定期的な掃除で対処できます。
便器内の掃除は最低でも1週間に1回のペースで。可能であればもう少し頻度を上げられると理想的です。

NGその2.湿気がこもっている

トイレ掃除出典:stock.adobe.com

便器内に発生する黒ずみは、カビが原因になることも少なくありません。水位の線が黒ずむのも、常に水があることで湿度が上がり、カビが発生しやすくなることが要因です。
黒カビを防ぐには、トイレ内の湿度を下げることも効果的。換気扇をこまめに回して湿気を逃がし、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になるのを避けましょう。
除湿剤や重曹を置いて、湿気を吸い取るのもおすすめです。

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NGその3.洗剤をたくさん使う

トイレに洗剤をかけるところ出典:stock.adobe.com

黒ずみを予防するには、洗剤をたっぷり使って汚れを徹底的に落とすのも効果的のような気もします。しかし、これは間違いです。
洗剤をたくさん使うと、すべて落とし切るのに時間がかかります。1度や2度流しただけでは、すべて流れ落ちないことも。その結果、便器内に長時間放置された洗剤が原因でカビが発生しやすくなってしまうことも。
洗剤は適正量以上に使わないのが基本。洗剤の量はそのままに、掃除の頻度を上げて、汚れをこまめに取り除きましょう。

黒ずみ汚れを「つくらない」お手入れ習慣を

トイレの便器にできる黒ずみは、定期的な掃除や湿気対策で防止できます。こまめにお手入れをして、黒ずみ汚れの悩みを解消しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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