NGその1.掃除の頻度が少ない
便器にできる黒ずみ汚れは、こまめに掃除をしていれば発生しません。逆を言えば、黒ずみ汚れは掃除の回数が足りない証拠です。
黒ずみができる原因は、雑菌の繁殖や汚れが酸化するなどさまざまですが、どれも定期的な掃除で対処できます。
便器内の掃除は最低でも1週間に1回のペースで。可能であればもう少し頻度を上げられると理想的です。
◆トイレ掃除のBefore・After記事も読む:「トイレの手洗い器」の“頑固な黒ずみ・水アカ汚れ”をカンタンに落とす
NGその2.湿気がこもっている
便器内に発生する黒ずみは、カビが原因になることも少なくありません。水位の線が黒ずむのも、常に水があることで湿度が上がり、カビが発生しやすくなることが要因です。
黒カビを防ぐには、トイレ内の湿度を下げることも効果的。換気扇をこまめに回して湿気を逃がし、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になるのを避けましょう。
除湿剤や重曹を置いて、湿気を吸い取るのもおすすめです。
NGその3.洗剤をたくさん使う
黒ずみを予防するには、洗剤をたっぷり使って汚れを徹底的に落とすのも効果的のような気もします。しかし、これは間違いです。
洗剤をたくさん使うと、すべて落とし切るのに時間がかかります。1度や2度流しただけでは、すべて流れ落ちないことも。その結果、便器内に長時間放置された洗剤が原因でカビが発生しやすくなってしまうことも。
洗剤は適正量以上に使わないのが基本。洗剤の量はそのままに、掃除の頻度を上げて、汚れをこまめに取り除きましょう。
黒ずみ汚れを「つくらない」お手入れ習慣を
トイレの便器にできる黒ずみは、定期的な掃除や湿気対策で防止できます。こまめにお手入れをして、黒ずみ汚れの悩みを解消しましょう。