「生きた乳酸菌」で快腸!ポテサラに入れて腸を整える“発酵食品”とは「香ばしい」「リラックス効果も」

料理・グルメ

2025.04.08

香ばしいかおりが食欲をそそる漬物「いぶりがっこ」には、植物性の乳酸菌がたっぷり含まれています。しかも生きたまま腸に届きやすい善玉菌なので、その腸を整える作用が多分に期待できますよ。そのまま食べてもよいのですが、独特の香りと食感を活かして、サラダなどに入れるのもおすすめです。

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燻製してから発酵させる「いぶりがっこ」

いぶりがっこ出典:stock.adobe.com

「いぶりがっこ」は秋田の漬物。生の大根をナラやサクラなどのまきで燻煙乾燥した後に樽に漬け込み、低温で2カ月以上発酵熟成させて作ったものです。

漬物なのに燻製の香ばしい香りに包まれ、まるでチーズやベーコンのようなコク深い味わいが楽しめる一品です。そのままでも美味しいのですが、料理のアレンジにもかなり使える便利な食材です。

植物性の「乳酸菌」が腸内環境を整える

腸出典:stock.adobe.com

いぶりがっこの善玉菌「植物性乳酸菌」は、生きたまま腸に届くと言われ、整腸作用が期待できます。

また、天然のアミノ酸である「ギャバ」も含まれていて、抗ストレス作用やリラックス効果があると言われ、美容と健康におすすめです。

今回は、そんないぶりがっこの香ばしさとコクをいかしたポテサラを作ってみました。

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いぶりがっこのポテサラ (調理時間:15分)

いぶりがっこのポテサラ

刻んだいぶりがっこでタルタルソースを作り、じゃがいもと和えて仕上げるポテサラ。まるでチーズやベーコンが入ったかのような香ばしい味わいは、お酒のおつまみにもピッタリです。

材料(2〜3人分)

・じゃがいも‥‥‥‥‥‥‥‥‥2個(150g位)
・きゅうり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3分の1本
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥少々

・いぶりがっこ‥‥‥‥‥‥‥‥30g
・マヨネーズ‥‥‥‥‥‥‥‥‥50g
・小ねぎ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥大さじ1
・レモン汁‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥小さじ2分の1
・ウスターソース‥‥‥‥‥‥‥適量

作り方

1. じゃがいもは蒸して皮をむき、粗くつぶす。きゅうりは薄く小口切りにし、塩を振って水が出てきたら手で絞っておく。

2. いぶりがっこは粗みじんにカットし、刻んだ小ネギ、マヨネーズ、レモン汁と合わせ、適量のウスターソースで味をととのえておく。

刻んだ材料

3. 1と2をざっくりと混ぜ合わせ、塩こしょう適量(分量外)で味をととのえてお皿に盛る。

できあがり

揚げ物にもいぶりがっこのタルタルを

いぶりがっこのタルタルソースは、揚げ物などのソースにも最適。程よい酸味と香ばしさが油っぽさを抑えてくれ、さっぱりと頂けますよ。覚えておくととても重宝します。
腸を整え、お酒のつまみにもなるいぶりがっこのポテトサラダ。ぜひお試しくださいね。

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著者

山田 直

山田 直

神奈川の写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。 後に、オーガニックレストランのキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさに深く感動。学びを深める。 現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、WSにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。

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