一般的には「10年」が買い替えどき
電子レンジの平均寿命は、約10年程度と言われています。これは、電子レンジが食品を温める際にマイクロ波を発生させる「マグネトロン」と呼ばれる部品が、10年ほど持つと言われているためです。
マグネトロンは約2,000時間で劣化すると言われているため、使用頻度が高い場合はさらに短命になります。毎日1回3分使う人と、1日何回も使う人とでは劣化具合にも差があるため、必ずしも10年持つとは言えません。
また、さまざまな機能を備えている電子レンジは、部品の数も多く構造も複雑。故障する可能性のある部分が多いため、シンプルな機能だけを搭載している電子レンジよりも寿命が短い傾向があります。
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電子レンジが寿命をむかえたサインとは
「10年」というのは、あくまでも目安にすぎません。使用頻度や使い方、お手入れ状況によっては、10年以下で機能が衰える場合もあります。
次のような症状が見られる場合は、電子レンジの買い替えを検討しましょう。
1.思うように温まらない
マグネトロンの寿命が近づくと、電子レンジの温める力も弱まります。
「加熱してもなかなか温まらない」ということがたびたび起きたら、それは買い替えのサインです。
2.操作ボタンに不具合がある
ボタンやダイヤルなど、操作する部品に見られる不具合も故障している可能性が高いです。パネルに正しく表示されなかったり、操作ボタンが作動しなかったりする症状が起きたら寿命かもしれません。
一度電源を落として、それでも不具合が直らない場合は買い替えを考えましょう。
3.運転中に止まる
途中まで動いても、突然温めが止まってしまう。こういった不具合は、内部で接続不良などを起こしているケースが考えられます。
わたしも実際に起きたことがあり、修理するにも費用がかかるため買い替えを決断しました。
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保証期間内であれば「修理」も可能
家電量販店やメーカーの保証が残っている場合は、買い替え前に修理も検討しましょう。電子レンジは高い買い物ですから、保証で直せるのが一番です。
ただし、電子レンジの保証期間は1~5年のケースが多いうえに、修理費も決して安くはありません。保証期間が過ぎると買い替えの方が割安になる場合も多いので、よく考えてから買い替えか修理を決断しましょう。