「洗面台」まわりの“意外と忘れがちな掃除スポット”→「汚れがひどい」「サボると変色・変質する恐れも」

家のこと

2025.05.05

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使う洗面台は、汚れが溜まるのを防ぐため、こまめな掃除を心がけている人は少なくないはず。でも、“つい忘れがち”な場所があるんです。ここでは、洗面台まわりで後まわしにしがちなスポットの掃除方法をご紹介します。

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洗面台の「キャビネット」、掃除していますか?

洗面台のキャビネット

蛇口や洗面ボウルの掃除は欠かせませんが、じつはキャビネットも汚れやすい場所です。手アカやホコリ、化粧品などが付着してベタつくこともあります。

汚れた引き出し

わが家のキャビネットは、引き出しの汚れが一番ひどく……。見るに堪えないくらい汚れていました。
また、水まわりに近いため、カビの発生にも注意が必要です。定期的に掃除をして、湿気がこもらないよう換気も十分に行ってください。

洗面台のキャビネットを掃除する方法

用意するもの

今回ご紹介するのは、年に数回行う「徹底お手入れ」です。ホームリセットとマイクロファイバークロス、割りばしにキッチンペーパーを巻き付けたお掃除棒を準備します。
ホームリセットの代わりに、中性で二度拭き不要のリビング用洗剤を使ってもかまいません。

手順1.キャビネットのものをすべて取り出します。

キャビネットの中のものを取り出す

どこになにを置いてあったか忘れないよう、作業前のキャビネットを撮影しておきましょう。

手順2.マイクロファイバークロスにホームリセットをかけて、キャビネットを拭き上げます。

キャビネットをホームリセットとクロスで拭き掃除する

キャビネット全体をくまなく拭き掃除します。

鏡の裏も拭き掃除を

鏡の裏側(キャビネットの扉の裏)にも汚れがつきやすいので、念入りに拭き掃除しましょう。

汚れたクロス

さっと拭いただけで、クロスはこんなに真っ黒に……。

手順3.お掃除棒の先端にホームリセットをスプレーしたら、細かい部分の汚れを取り除きます。

細かい部分はお掃除棒で

溝の凹みなど、クロスで拭いただけでは取れない汚れを落としましょう。
汚れが十分に落ちたら終了です!

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キャビネットに化粧品をつけないくふうを

洗面台に付属しているキャビネットのほとんどは、プラスチック素材でつくられています。そのため、化粧品が付着したままになるとプラスチックが劣化する原因に。変色・変質する恐れがありますので、ふだんから化粧品をつけないよう意識することが大事です。
汚れがついたらすぐに拭き取り、キャビネットの徹底的なお手入れは数ヵ月おきに行いましょう。

 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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