「ウタマロクリーナー」を使っても落ちない“3つの汚れ”「間違って使ってた…」「気を付けます」

家のこと

2025.04.14

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。家中の掃除に使える「ウタマロクリーナー」は、中性でありながら汚れをしっかり落とせる便利な洗剤。家に1本置いている方も少なくないかと思いますが、場合によっては太刀打ちできない汚れもあるんです……。ここでは、掃除しても落ちにくい「ウタマロクリーナーが苦手な汚れ」をご紹介します。

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1.油性インクの汚れ

壁紙に書かれた油性ペンの子どもの落書き

インクの汚れもすっきり落としてくれるウタマロクリーナーですが、得意なのは水性だけ。油性マジックの汚れは、ウタマロクリーナーでいくらこすり落としてもキレイになりません。
そのため、油性ペンで書いた子どもの落書きを落とすのは困難です。ウタマロクリーナーではなく、アルコールなど油性インクを落とす成分のクリーナーが必要になります。

◆人気「ウタマロクリーナー」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“6つの場所”

2.経年劣化の変色

変色した壁出典:stock.adobe.com

汚れではなく、変色などの黄ばみはウタマロクリーナーを使っても落ちない可能性が高いです。ついた汚れをすぐに拭き取る場合はウタマロクリーナーでもキレイになりますが、経年劣化によるシミや変色には太刀打ちできません。
たばこのヤニによって黄ばんだ壁紙やプラスチックの色移り・変色などは、ウタマロクリーナーに限らず洗剤で落ちないケースがほとんどです。

◆人気「ウタマロクリーナー」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“6つの場所”

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3.頑固な水アカ

水アカのついた蛇口出典:stock.adobe.com

軽度な水アカ汚れに対しては、ウタマロクリーナーでも対処できます。しかし、汚れが蓄積して石のようにガチガチになった水アカに対しては、ウタマロクリーナーでは歯が立ちません。
それもそのはず、ウタマロクリーナーは毎日使える住宅用の合成洗剤であり、液性は中性。水アカ汚れだけに特化した洗剤ではなく、気軽に家中のお手入れができる“デイリー掃除向き”のクリーナーです。頑固な水アカやカルキ汚れは、酸性洗剤で対処する必要があります。

ウタマロクリーナーは日常使いに便利

繰り返しになりますが、ウタマロクリーナーは中性の住宅用洗剤です。界面活性剤の汚れを浮かして落とす力はありますが、あまりに頑固な汚れには向きません。
あくまでも日常使いに便利な洗剤です。軽い汚れであれば、キッチン・水まわり・床など家中のお手入れに使えますので、ぜひデイリー掃除に活用してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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