万能な「ウタマロクリーナー」でも“落ちない3つの汚れ”「苦手な汚れもあるんだ…」

家のこと

2025.04.19

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ウタマロクリーナーは、家中どこでもお手入れできる使い勝手のよい中性洗剤。キッチンから水まわりまで、二度拭き不要でピカピカになる優れものです。しかし、中には落ちにくい汚れも……。そこで今回は、ウタマロクリーナーを使ってもキレイになりにくい「落ちにくい汚れ」についてご紹介します。

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1.カビ

カビ出典:stock.adobe.com

厄介な汚れNo.1とも言える「カビ」ですが、残念ながらウタマロクリーナーでは太刀打ちできないことがほとんど。もちろん表面の汚れは落とせるので、ウタマロクリーナーで拭けば見た目はキレイになります。
しかし、カビは深く根を張るため、根絶させることはできません。根の深いカビ汚れをしっかりと落とすには、塩素系のカビ取り剤が必要。ウタマロクリーナーで掃除をしても、カビを追い出すのは難しく、また再発する可能性が高いです。

◆人気「ウタマロクリーナー」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“6つの場所”

2.頑固なコゲ

頑固なコゲ出典:stock.adobe.com

ウタマロクリーナーは、コンロのお手入れにも役立ちます。油汚れや軽いコゲつき程度なら、するっと落とせるケースが多いです。
しかし、ウタマロクリーナーで落とせるコゲ汚れには限界があります。頑固なコゲ汚れは苦手としており、完全にキレイに除去するのは困難です。
こびりついたコゲ汚れには、強いアルカリ性洗剤で浮かせたり、クリームクレンザーでこすり落としたりすると効果てきめんです。

◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”

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3.サビ

サビているポール出典:stock.adobe.com

家中の掃除に使えるウタマロクリーナーでも、サビは不得意。そもそも、サビは金属が酸化して発生する汚れなので、中性洗剤のウタマロクリーナーはサビ落としには向いていないんです。
ウタマロクリーナーで落ちないからといってゴシゴシこすり続けると、汚れを除去できないうえに素材が傷つく恐れがあるため避けましょう。
サビ汚れには、クリームクレンザーや専用のサビ取りクリーナーを使用するのが適切です。

ウタマロクリーナーに合う汚れの掃除に活用しよう

万能なウタマロクリーナーにも、苦手な汚れはあります。効率よく掃除をすすめるためにも、ウタマロクリーナーの強みと弱点を知ってただしく使いましょう。 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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