「窓のサッシ掃除」むしろ汚れが広がる3つのNG行動”→「水で流してた」「ダメなんだ」

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2025.04.18

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ホコリ・髪の毛・砂など、複合的な汚れが溜まる「窓のサッシ」。定期的な掃除を心がけたい場所のひとつですが、避けた方がいいお手入れ方法もあるんです。そこで今回は、“窓のサッシ掃除”でやらない方がいい「NG行為」をご紹介します。

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NGその1.いきなり水を使う

水を使って掃除するところ出典:stock.adobe.com

窓サッシに溜まる汚れのほとんどは「乾いた汚れ」です。ホコリ・砂・髪の毛はすべてドライな汚れなので、初めから水を使うのは逆効果。汚れが水分を含むとベタつき、かえって広がるため掃除の手間が増えます。
乾いた汚れに対しては、ブラシや掃除機で取り除いてから水を使うのが基本です。ドライな汚れを取り除いた後に、中性洗剤や水拭きで仕上げましょう。

NGその2.雑巾で同じ場所を何度も往復する

雑巾で掃除するところ出典:stock.adobe.com

水拭きの仕方にも、キレイに仕上げるコツがあります。汚れを落とすために、濡れぞうきんでサッシを何度も拭く。このやり方自体は間違っていないのですが、“同じぞうきんで何往復もする”のはNGです。
汚れが付着したぞうきんで何度も往復すると、汚れが広がるうえに拭きムラができます。水拭きをする場合は、その都度ぞうきんを洗うか、面を変えるとキレイに仕上がりますよ。

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NGその3.ティッシュでこする

ティッシュ出典:stock.adobe.com

窓のサッシ掃除にティッシュを使うと、手軽で簡単にお手入れできそうな気がします。しかし、ティッシュを掃除道具として使うのはあまりおすすめできません。
ティッシュは水に弱く、すぐにボロボロになります。また、サッシに砂などの凹凸のある汚れがあると、繊維が引っかかって余計に汚れることも……。
ティッシュが残ったまま水洗いすると、ボロボロになったティッシュが詰まりかえって汚れます。「掃除した後の方が汚れている」なんてことになりかねませんので、ティッシュの使用は避けた方が無難です。

窓のサッシ掃除は正しい方法で

繰り返しになりますが、窓のサッシは「ゴミを取り除いてから水拭き」が正しい手順です。いきなり水を使うのは避け、ティッシュではなくブラシを使ってゴミを取り除きましょう。
ぞうきんが面倒な方は、使い捨てできるウェットティッシュやキッチンペーパーがおすすめ。適切な方法でお手入れをして、サッシの汚れをくまなく取り除いてくださいね。
 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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