「キッチン泡ハイター」で掃除できない“キッチンの意外な場所”→「ダメなんだ」「気を付けよう」

家のこと

2025.03.13

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。薄めずに使えるキッチン泡ハイターは、頑固な汚れもしっかり漂白してくれる優れもの。しかし、強力な漂白力をもっているがゆえに、使用する際は気を付けるべきこともあるんです。ここでは、キッチン泡ハイターでお手入れできない場所を3つご紹介します。

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NGその1.フローリング

キッチンの床出典:stock.adobe.com

キッチン泡ハイターは、基本的に「水洗いできないもの・場所」の掃除には使えません。そのため、キッチンのフローリングをお手入れするのには不向きです。キッチン泡ハイターを床にかけると、黒や黄色に変色する場合があります。また、フロアコーティングが施されている場合、塗装が剥がれて汚れやすくなる恐れも……。
フローリングにカビが生えた場合でも塩素系漂白剤は使えませんので、誤って掃除しないよう気を付けましょう。

NGその2.家電の外側

炊飯器出典:stock.adobe.com

たとえ外側であっても、家電製品のお手入れに使用するのは避けた方が無難です。万が一内部にかかる可能性もゼロではなく、水洗いできない家電の掃除に使うのはリスクが高すぎます。
経年劣化した家電製品は、次第に黄ばみなどの汚れが気になってくるもの。そういった場合は、キッチン泡ハイターではなくホームリセットなどの住宅用中性洗剤を使いましょう。

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NGその3.コンロの排気口

ガスコンロの排気口

キッチン泡ハイターで汚れを落とした後は、水洗いが必要です。薬剤が残ったまま放置すると、変色や腐食する原因になります。
コンロの排気口は取り外して洗えない場合が多く、構造上水洗いがむずかしいです。素材的にキッチン泡ハイターを使用可能でも、水で洗い流せる場所だけにとどめましょう。

キッチンでも使えない場所がある

泡状で使いやすい「キッチン泡ハイター」ですが、強力な塩素系クリーナーという事実を忘れてはいけません。
使用できない場所をあらかじめ把握して、正しい方法でキッチンまわりの掃除に活用しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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