NGその1.換気しない
トイレハイターの成分は「次亜塩素酸」です。密閉された空間で使用すると、トイレハイター独特の臭いが発生しますが、「ほかの部屋に臭いを流したくない」からとドアを閉め切るのはNGです。
臭い自体に害はありませんが、臭いが原因で気分が悪くなる可能性がありますので、必ず換気を行いましょう。
換気をする際は、換気扇をまわすか、窓やドアを2か所以上開けると空気の循環がよくなります。
NGその2.小レバーで流す
トイレハイターは非常にパワーのある洗剤。中性洗剤では落ちない頑固な黒ずみや黄ばみも、汚れの程度によってはこすらず落とせるほどの洗浄力です。
そのため、洗剤の成分も強力。汚れをしっかり除去するメリットがある反面、洗剤が残ると素材が劣化するリスクも隣り合わせです。水で流すときは、水量の少ない「小」ではなく、「大」レバーで。便器内に洗剤が残らないよう、しっかりと洗浄しましょう。
NGその3.古いトイレハイターを使う
トイレハイターの含まれる次亜塩素酸は、少しずつ劣化します。直射日光のあたる場所など、高温多湿の場所を避けていても、成分の分解は避けられません。
使用期限は、購入から「3年」です。あくまでも目安になりますが、開封・未開封問わず、古くなったトイレハイターは洗浄力が落ちている可能性がありますので、使用は避けましょう。
使い切れず残ったトイレハイターは、水を流しながら少量ずつ排水口に流して処分してください。
トイレハイターの注意事項を確認しよう
トイレの厄介な汚れをスルンと落としてくれるトイレハイターですが、強力だからこそ気をつけるべき点も多いです。
自己判断で使用せず、必ずただしい方法でトイレ掃除に活用しましょう。