油を吸い取ったキッチンペーパーをそのまま捨てるのNG「危険な処分方法だった」「知らなかった…」

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2025.04.24

揚げ物をつくり終えた後のキッチンペーパーを、そのまま袋やゴミ箱へ入れていませんか? じつはその捨て方、危険かもしれません……。ここでは、油を吸い取ったキッチンペーパーのNGな処分方法とそのリスクについてご紹介します。

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油を吸い取ったキッチンペーパーは「自然発火」のリスクあり

キッチンペーパー出典:stock.adobe.com

火災の原因になる揚げ油。「出火するのは高温の油だけ」と思い込んでいませんか?
じつは、低温の油でも火災につながるリスクがあるんです。
油は空気に触れることで酸化し、熱が発生します。上からたくさんのゴミが入っている場合など、熱の逃げ場がないとゴミ箱内が高温になり、出火することがあります。この流れを“自然発火”と呼ぶのですが、油を含んだキッチンペーパーも例外ではありません。

油を含んだままゴミ箱……はNG!

ゴミ箱出典:stock.adobe.com

揚げものを終えた後、油を含んだキッチンペーパーをゴミ箱へ捨てる。なにげないこの行為も、自然発火を引き起こす可能性があります。
油を含んだキッチンペーパーをゴミ箱に入れ、その上からさらにゴミが重なると、空気と結びついて発生した熱の逃げ場がなくなります。その結果、ゴミ箱から出火する危険があるのです。
キッチンペーパーに限らず、ティッシュや布でも同様。油を含んだまま放置するのは絶対にやめましょう。

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捨てるときは「水」を含ませて

油を含んだキッチンペーパーを処分する際は、水を含ませることで自然発火を防げます。しっかりと水をかけ、十分にしみ込ませてから処分しましょう。

ちなみに、油による自然発火は食用油だけに限りません。アロマオイルでも同じように火災の危険が潜んでいます。
オイルを含んだタオルを乾燥機にかけると、乾燥機で発火する恐れがあり大変危険です。乾燥させるときは、自然乾燥で安全に乾かすようにしてください。

※参考:岡崎市_身近に潜む自然発火に注意してください!!
https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1115/1301/p039374.html

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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