普通に洗うだけじゃ落ちない…「シャツ脇の黄ばみ」をキレイに復活させる洗濯テク

掃除・暮らし

2026.05.25

洗濯研究家の平島 利恵です。シャツの黄ばみが気になって洗濯したものの、脇部分の黄ばみやニオイだけ落ちない……。そんな経験はありませんか? 実は脇部分の黄ばみは、とても落としづらい汚れなんです。その理由と、家庭でできる落とし方をご紹介します。

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なぜ脇だけ落ちにくいの?

脇汚れが落ちにくい理由

理由1:汗の「質」が違う

脇には「アポクリン腺」という汗腺が集中しています。ここから出る汗は、タンパク質や脂質が多く含まれていて、普通の汗より濃いんです。
そのため、衣類に蓄積しやすく、落ちにくい汚れになります。

理由2:縫い目が多い場所

シャツの脇部分は、袖と身頃を縫い合わせる部分です。糸が密集していて、汚れが入り込みやすい構造になっています。特にポリエステル糸は、汚れやニオイを吸収しやすい性質があります。

理由3:デオドラントの成分

制汗スプレーやデオドラントに含まれるアルミニウム成分も影響します。この成分が汗と混ざって衣類に付着すると、黄ばみや変色の原因になります。

脇部分の黄ばみを落とす方法

ステップ1:液体洗剤を直接塗る

洗剤を塗布

黄ばんだ部分に、液体洗剤を直接塗ります。
指で軽くなじませて、繊維の奥まで洗剤を届かせましょう。

ステップ2:お湯でつけ置き

つけ置き洗い

40℃のお湯に、アルカリ性の粉末洗剤をよく溶かします。30分〜1時間つけ置きしましょう。
皮脂汚れはアルカリ性の洗剤と相性がいい上に、お湯を使うことで洗浄力がアップします。

ステップ3:洗濯機で洗う

洗濯機で洗う

つけ置き後は、通常通り洗濯機で洗います。すすぎは2回以上に設定してください。

1回で落ちなくても諦めないで

先日、スタッフの娘さんの制服(Yシャツ)で、汚れが落ちるかどうか試してみました。
首回りの黄ばみと比べ、脇は粘り強い汚れでした。結局、つけ置きを2回繰り返すことで、薄くなりました。

ビフォーアフター

蓄積した汚れやニオイは、1回では落とし切れない場合もあります。そのときは、何度か繰り返してみてください。

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予防が一番ラク

正直、脇部分の黄ばみを落とすのは大変ですよね。だからこそ、汚れる前に黄ばませない工夫をしておくことが一番ラクなんです。

インナーを着る

インナーに汗を吸わせる

一番効果的なのは、下着に汗を吸わせることです。
シャツの下にインナーを1枚着るだけで、汗が直接シャツについて黄ばむのを防げます。

デオドラントを使った日は前処理する

制汗剤を使った日は前処理を

制汗剤を使った日は、洗濯前に脇部分に液体洗剤を塗って、軽く揉んでおくのがおすすめです。これだけで黄ばみ予防の効果がぐっと上がります。

正しいケアできれいを保とう

脇部分の黄ばみは、正しいケアで防ぐことができます。もし汚れてしまったとしても、諦めずに正しく洗濯しましょう。
お気に入りのシャツをきれいに保てるよう、うまくケアしてみてくださいね。

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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