なぜ脇だけ落ちにくいの?

理由1:汗の「質」が違う
脇には「アポクリン腺」という汗腺が集中しています。ここから出る汗は、タンパク質や脂質が多く含まれていて、普通の汗より濃いんです。
そのため、衣類に蓄積しやすく、落ちにくい汚れになります。
理由2:縫い目が多い場所
シャツの脇部分は、袖と身頃を縫い合わせる部分です。糸が密集していて、汚れが入り込みやすい構造になっています。特にポリエステル糸は、汚れやニオイを吸収しやすい性質があります。
理由3:デオドラントの成分
制汗スプレーやデオドラントに含まれるアルミニウム成分も影響します。この成分が汗と混ざって衣類に付着すると、黄ばみや変色の原因になります。
脇部分の黄ばみを落とす方法
ステップ1:液体洗剤を直接塗る

黄ばんだ部分に、液体洗剤を直接塗ります。
指で軽くなじませて、繊維の奥まで洗剤を届かせましょう。
ステップ2:お湯でつけ置き

40℃のお湯に、アルカリ性の粉末洗剤をよく溶かします。30分〜1時間つけ置きしましょう。
皮脂汚れはアルカリ性の洗剤と相性がいい上に、お湯を使うことで洗浄力がアップします。
ステップ3:洗濯機で洗う

つけ置き後は、通常通り洗濯機で洗います。すすぎは2回以上に設定してください。
1回で落ちなくても諦めないで
先日、スタッフの娘さんの制服(Yシャツ)で、汚れが落ちるかどうか試してみました。
首回りの黄ばみと比べ、脇は粘り強い汚れでした。結局、つけ置きを2回繰り返すことで、薄くなりました。

蓄積した汚れやニオイは、1回では落とし切れない場合もあります。そのときは、何度か繰り返してみてください。
予防が一番ラク
正直、脇部分の黄ばみを落とすのは大変ですよね。だからこそ、汚れる前に黄ばませない工夫をしておくことが一番ラクなんです。
インナーを着る

一番効果的なのは、下着に汗を吸わせることです。
シャツの下にインナーを1枚着るだけで、汗が直接シャツについて黄ばむのを防げます。
デオドラントを使った日は前処理する

制汗剤を使った日は、洗濯前に脇部分に液体洗剤を塗って、軽く揉んでおくのがおすすめです。これだけで黄ばみ予防の効果がぐっと上がります。
正しいケアできれいを保とう
脇部分の黄ばみは、正しいケアで防ぐことができます。もし汚れてしまったとしても、諦めずに正しく洗濯しましょう。
お気に入りのシャツをきれいに保てるよう、うまくケアしてみてくださいね。
