食べ終わるたびに新しい「収納アイテム」が手に入る
仕事柄、よくおすすめの収納アイテムについて質問をいただきます。
今回は食べきるたびに万能収納アイテムとなる、「海苔の空き容器」の活用法をこっそりお伝えします。
わたしがいつも買っている海苔の容器を使って紹介しますが、似た容器であれば、どの海苔でも大丈夫ですよ。
活用法(1) 細々としたストックを見やすく管理
洗面所には細々としたストック品がたくさん集まりますよね。そんなストックは種類ごとにまとめて、海苔の容器へ入れておきましょう。透明だから「次に何を補充すべきか」がすぐに分かります。
私のおすすめアイテムは、洗剤入りの使いきりスポンジ。重曹入り、クエン酸入り、食器用洗剤入りなどいろいろあります。薄いスポンジなので海苔の空き容器に何枚か入れると、衛生的に管理できます。
排水溝ネットや排水口の使い捨て受け皿、フロスなどもいいですね。このように「使い捨て」で「ストックしておきたい」小さめサイズのものの収納にぴったりなんです。
活用法(2) 歯ブラシストックを見やすく管理
海苔の空き容器は透明なので、中に何本ストックがあるか一目瞭然です。
立てて収納できるので取り出しやすく、洗面台の下や引き出しの中でも倒れにくいのが嬉しいポイントです。
選ぶ海苔容器のサイズにもよりますが、わが家で使っている「味付けのり80」の容器だと、子ども用の歯ブラシは、蓋をしっかり閉じることができます。大人用は蓋が閉まりません。
蓋が閉まらないので、大人用の歯ブラシにはホコリを防ぐために布をかけています。
活用法(3) 洗剤を詰め替えて残量をわかりやすく
酸素系漂白剤や重曹などの粉末洗剤、ジェルボールなどの固形洗剤は、海苔の空き容器に詰め替えると便利です。
袋のままだと残量がわかりにくいのが悩みどころですが、海苔の空き容器に移せば残りがすぐにわかります。
もともと湿気を嫌う海苔を保存していた容器なので、密閉性も安心。それでも心配な方は、よく使うぶんだけ詰め替えて、元の袋を「ストック用」として保管しておくのもおすすめです。
わたしは詰め替えるとき、なるべく「元の袋に少しだけ」残しておくようにしています。容器に入っている洗剤を使い切ってから「あ! ない」と焦るのを防げるのでおすすめです。
引き出しに収納するなら蓋にラベリングをしたほうがわかりやすいですが、棚に置くならラベリングなしでも大丈夫です。こんなふうに、中身がひと目でわかりますよ。
なにげなく捨てていた容器も、見方を変えれば立派な収納グッズ。お金をかけずに、空き容器を使って収納できるのがとってもエコでうれしいです。もし透明な海苔の空き容器があれば、ぜひ使ってみませんか?