「厄介な汚れ」になる前に掃除したい“3つの場所”「手アカがびっしり」「いつも忘れがち…」

家のこと

2025.04.27

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。こまめに掃除しても、手アカ汚れは“いたちごっこ”。生活の中で無意識のうちに触る場所は、隠れ汚れが蓄積しやすいです。ここでは、じつは菌が潜んでいる「汚れスポット」をご紹介。思い当たる場所があれば、こまめな掃除を心がけましょう。

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1.テレビ画面

テレビ画面出典:stock.adobe.com

テレビ画面に、手アカ汚れがびっしり付着していませんか? 光に当たるとより目立つ上に、クロスで拭いただけではなかなか落ちない厄介な汚れです。
強めにこすると液晶画面を傷つける恐れがあるため、地味に面倒な掃除スポットでもあります。
そんなテレビ画面の手アカは、電源を切ってからクロスでやさしく落としましょう。アルコールや除菌スプレーを使うと、画面のコーティングが剥がれる恐れがあるため避けてください。
手アカが頑固な場合は、薄めた台所用中性洗剤をクロスに含ませ、かたく絞ってやさしく拭き取りましょう。面倒な方は、液晶画面用のクリーナーを使うと便利です。

2.テーブルのふち

テーブルのふち出典:stock.adobe.com

食事の前後に拭き掃除をするとき、“ふち”の部分を忘れていませんか? テーブルの上はきっちり拭いても、ふちの汚れまで毎回拭き取ることって意外と少ない気がします。
ふちの部分は、子どもが触ったり食べ物や飲み物が飛び散ったりして、意外と汚れが溜まりがち。使い方や掃除する頻度によっては、「テーブルの上より菌が繁殖している……」なんて可能性もゼロではありません。
テーブルを拭くときは、すぐに台から拭くのではなく、ふちスタートがおすすめ。ふちを拭いてからテーブルの上を掃除する流れをつくると、拭き忘れを防げますよ。

◆人気「ウタマロクリーナー」の掃除術も読む:汚れが落ちる意外と知らない“6つの場所”

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3.コンロと台の間

コンロと台のすき間に入り込んだ汚れ

コンロと台のすき間も、ゴミや汚れが溜まりやすいスポット。料理中に飛んだ油や調味料、こぼれた食材が入り込んで厄介な汚れに変化します。ガチガチに固まった汚れは、クロスで拭くだけではなかなか落ちません。
そんなすき間に入り込んだ汚れは、竹ぐしやつまようじを使ってかき出すとキレイになります。定期的なお手入れが面倒な方は、100均で売っている掃除用のマスキングテープを貼っておくと、汚れが入り込まなくなるのでおすすめです。

◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”

目が届かない場所こそお手入れを

日ごろの掃除も大切ですが、少し余裕があるときは「お手入れし忘れていそうな場所」に目を向けてみることも大事。目が届かない忘れがちなスポットこそ、汚れが溜まっているものです。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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