「キッチンの排水口が臭う人」がしがちな“3つのNG習慣”→「無意識にやってた…」「詰まるかも」

家のこと

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2025.05.08

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。ふとシンクのあたりから漂ってくるイヤな臭い……。もしかするとそれは、排水口に原因があるかもしれません。「なんだか下水っぽい」「こもったような臭いがする」と感じたら、日頃の行動を見直してみましょう。ここでは、知らずにやっている、“キッチンの排水口が臭う”「NG習慣」をご紹介します。

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NGその1.油を直接流す

油を流しているところ出典:stock.adobe.com

調理後のフライパンやお皿に残った油、そのまま排水口に流していませんか? これは絶対にNGです。
油は水と混ざらず排水管の内側に付着するため、非常に厄介な汚れになります。排水管内に蓄積すれば、ぬめりや詰まりの原因となり、腐敗して臭いを発生させることも……。
油は流して処分するのではなく、新聞紙やキッチンペーパーで拭き取ってから捨てる、または市販の凝固剤でかためて捨てるのが適切です。
たとえ少量であっても、排水口へ流して処理するのは避けてください。

◆「キッチンの排水口」の掃除記事も読む:臭いが気になる「排水口」の油のギトギトぬめりの掃除術

NGその2.トラップ椀がずれている

排水口出典:stock.adobe.com

キッチンの排水口には「トラップ椀(わん)」という部品が取り付けられています。水を溜めて臭いをせき止める役割をするものです。
このトラップがずれていると、封水による防臭効果がうまく機能しません。下水の臭いがシンクに上がることも珍しくなく、キッチンに不快な臭いが広がる原因になります。
掃除などで取り外した後は、ただしく戻しましょう。また、古くなって変形していたり割れたりすると、同様に封水の効果は下がります。
トラップ椀の寿命がきた場合は、新しいものと交換することも検討してくださいね。

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NGその3.排水口の掃除をサボる

排水口出典:stock.adobe.com

排水口のゴミ受けやトラップ部分には、食べカスや油汚れが溜まりやすいです。これらを放置すると、雑菌が繁殖して臭いの発生源になります。
トラップ椀は週に1回程度、ゴミ受けは毎日洗って清潔に保ちましょう。

日々の習慣でキッチンをキレイに

キッチンの排水口の臭いは、日々のちょっとした習慣で防げます。油の処理方法や排水口の掃除を見直して、キレイな排水口を維持してくださいね。

 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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