「延長コード」の寿命とやってはいけない“3つのNG”「何気なく使ってた…」「感電・火災のリスクも」

家のこと

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2025.05.16

毎日の暮らしで欠かせない「延長コード」。しかし、何気なく使っているその使い方、じつは間違っているかもしれません。ここでは、火災や感電を引き起こす「延長コードのNGな使い方」をご紹介します。

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NGその1.濡れた手でプラグを触る

ぬれた手出典:stock.adobe.com

水仕事の合間など、濡れた手のままで家電のスイッチを切ったりコードを抜いたりしていませんか? じつはこの行動、感電事故の原因になるとても危険な行為なんです。
家庭用の電圧でも、手が濡れていると体に電気が通るおそれがあります。万が一電流が走れば、健康を害するリスクは避けられません。
プラグやスイッチに触れるときは、必ず手を拭いてからが基本。水仕事中の「ちょっとだけ」は危険のもとです。

NGその2.タコ足配線で使う

タコ足配線出典:stock.adobe.com

延長コードは手軽にコンセントを増やせる便利なものですが、電源タップとの併用は避けてください。
延長コードを使ったとしても、コンセントそのものの定格容量は変わりません。口数を増やしてつなぐ家電を増やせば、あっという間に定格容量はオーバーに。その結果、発熱や発火の原因になりかねません。
ひとつのコンセントの電気の容量は、一般的に1,500Wと決まっています。2口・3口どのタイプでも共通ですので、延長コードをタコ足回線で使用するのは絶対にやめましょう。

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NGその3.古い延長コードを使う

延長コードの寿命:一般的に3〜5年が交換の目安出典:stock.adobe.com

延長コードは消耗品のため、寿命があります。一般的に、3〜5年が交換の目安。
古いコードをそのまま使い続けると、ショートや異常発熱など、トラッキング現象を引き起こすおそれがあります。コードの被覆(中の銅線などを覆っている絶縁体の部分)が劣化している、プラグ部分が熱を持っているなどの不具合があれば、数年経っていなくても今すぐに交換してください。

使い方を見直してリスクを防ごう

延長コードは正しく使えば便利な道具ですが、誤った使い方をすると大きな事故につながる可能性があります。日常的に使用するものだからこそ、今一度使い方の見直しを。安全な暮らしを心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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