浴槽の排水栓は「閉める・開ける」どちらが正解……?
結論から言うと、浴槽の排水栓は「閉める」が適切。お湯を張っていないときでも、浴槽の排水栓は常に閉めておくのが正しいんです。もちろん閉めておくべき理由があります。
洗い場の泡が浴槽に入り込むおそれ
浴槽にお湯が入っていなくても、浴槽の排水栓を閉めるのは、洗い場の泡が逆流するおそれがあるからです。
洗い場の排水口と浴室の排水栓はつながっているため、髪や体を洗っているときの泡や汚れた水が排水口へ流れると、浴槽へ泡が流れ込む場合があります。
排水栓を開けっ放しにすれば、浴槽が汚れる原因に。汚れが蓄積すると、ぬめりや臭いだけでなくカビの発生源になることもあります。逆流を避けるためにも、排水栓は常時閉めると安心です。
◆人気記事も読む:「洗濯機の水栓」を開けっ放しにする“3つのリスク”
排水栓は閉める習慣を
「お湯を入れてないから開けっ放し」は、じつはNGだった浴槽の排水栓。洗い場の泡や汚れが逆流してしまうという、意外な事実がありました。
今日まで開けっ放しにしていた方は、ぜひ「お湯を張ってなくても、浴槽の排水栓は閉める」を習慣にしましょう。排水栓を開けるのは、湯船の水を抜くときだけでOKです。シャンプーやボディソープなどの洗剤を使う場合は、浴槽を使わない場合でも排水栓をしっかりと閉めましょう。