「窓まわり」にカビが生える3つのワナ「やってた…」「油断してた」

家のこと

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2025.06.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。気づいたら窓のサッシに黒いカビが生えてる……。「ちゃんと掃除してるのになんで?」と感じたことはありませんか? その原因、じつは日常のちょっとした習慣によるものかもしれません。ここでは、窓にカビが生えやすい「NG行為」を、改善点と合わせてご紹介します。

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NGその1.換気をしない

締め切った窓出典:stock.adobe.com

「開けるのが面倒だから」と、窓を閉め切ったままにしていませんか? 空気の流れが止まると室内に湿気がこもり、ガラスやサッシに水分が溜まりやすくなります。
その湿気がカビの大好物。カビがあっという間に繁殖するのは、湿気が原因です。
カビの発生を防ぐには、こまめに換気をして湿気を外に逃がすくふうが必要。特に調理後や入浴後は、数分だけでも意識的に換気をするクセをつけましょう。
これからやってくる梅雨の時期は、換気と合わせてエアコンの除湿機能やサーキュレーターを使うと、カビの防止につながります。

NGその2.カーテンを閉めっぱなしにする

カーテンを閉める出典:stock.adobe.com

朝になってもカーテンを開けず、日中も閉めっぱなしにするのもNG。換気しないことと同様に、窓とカーテンの間に湿気が溜まりやすくなってしまうんです。
カビが生えるのは窓だけにとどまりません。湿気に、ホコリや汚れなどの栄養源も加われば、カーテン自体にカビが繁殖するおそれも……。カーテンのすそに黒いポツポツがあれば、それは完全にカビです。
このように、カーテンを閉めっぱなしにすることには、たくさんのカビ菌繁殖リスクがあります。朝起きたらまずカーテンを開けて、光と風を通す習慣を。これだけでかなりカビ予防につながるはずです。

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NGその3.窓まわりにものを密集させる

洗濯物出典:stock.adobe.com

観葉植物や家具、小物を窓の近くに置いていませんか? じつはこれも、空気の流れが滞り、湿気が溜まりやすくなるNG行為です。
洗濯物が乾きづらいこれからの時期は、カーテンレールを使って窓ぎわに干す人もいるでしょう。しかしこの行動も、窓・カーテン・壁にカビが発生しやすくなるため注意してください。
窓のカビを防ぐには、なるべくものを置かずに“空気の通り道”を確保することがポイントです。

「湿気を溜めない」がカビ対策のコツ

窓まわりのカビは、日々のちょっとした油断が大敵です。湿気がこもらないような使い方や環境を整えるだけで、カビ予防になります。まずは、朝の換気から始めてみませんか?



 

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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