教えてくれたのは……東海エネテック株式会社
洗濯機掃除に特化した洗濯機のまじんを運営する東海エネテック株式会社。洗濯機の分解洗浄を専門とし、プロならではの技術で各ご家庭の洗濯機を徹底的にクリーニング。無料分解診断サービスも行い要望に沿ったプランを提供している。
NG1.洗濯物を詰め込みすぎている
「洗濯を一度で終わらせよう」として、つい衣類を洗濯機の中に詰め込んでいませんか? 衣類を入れすぎると、洗濯物同士が密着し、水流が十分に行き渡らなくなります。その結果、洗剤が均等に広がず、汚れが落ちにくくなることにつながります。
また、詰め込みすぎは、すすぎ不足や脱水時に水分が残りやすくなることも。乾燥に時間がかかると、生乾き臭が発生しやすくなるため、適正な量で洗濯することを心がけましょう。
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NG2.洗剤を使いすぎている
「汚れが落ちやすそうだから」と洗剤を過剰に使うと、すすぎが不十分な場合に洗剤が衣類に残ってしまうことがあります。この残った洗剤は汚れや雑菌の温床となり、洗濯物の臭いの原因の一つです。
さらに、洗剤が残ることで衣類の通気性が低下し、生乾き臭の発生にもつながります。洗剤は必ず計量し、適切な量を守って使うことが大切です。
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NG3.生乾きのまま収納している
梅雨時期や冬場など、天候や室内の湿度により、洗濯物が十分に乾きにくい場合があります。生乾きの状態で衣類を収納してしまうと、湿気と温度によって雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因となることも。
意図的に濡れた状態の衣類を収納することはないと思いますが、乾いたと思っていても実は湿気が残っている場合があります。特に、ポケットの裏地や厚手の生地の縫い合わせ部分などは要注意。衣類を収納する前に、しっかりと乾いているかを確認しましょう。
洗濯の仕方を見直してみよう
洗濯物の生乾き臭は、適切な対処法を知ることで効果的に予防・解消できます。いくつかの原因が重なって発生していることが多いため、それぞれの問題を一つひとつ対策することが大切です。日々の洗濯のプロセスをぜひ改めて見直してみてくださいね。