見落としがちな「窓周り」にカビが潜む理由
梅雨時に気になる「カビ」。浴室やキッチンは気を付けているけれど、見落としがちなのが窓周りです。外気との温度差で結露ができやすい窓は、湿気の溜まり場。サッシの隙間やゴムパッキンは、湿気+ホコリが溜まりやすく、放っておくとカビの温床になってしまいます。さらに、窓のサッシやパッキンに潜むカビは、気づかないうちに空気中に胞子を飛ばすこともあります。日頃、カーテンで隠れて見えにくい場所だからこそ、気づいたら真っ黒に……なんてことも。
簡単お手入れ【用意するもの】
- キッチンペーパーまたは不要な布
- ウタマロクリーナーなど中性洗剤
- 古歯ブラシや綿棒(隙間ブラシなどでも◎)
- 乾いた布、またはハンディワイパー
- 仕上げ拭き用の布
- (あれば)パストリーゼなどアルコールスプレー
簡単お手入れ【手順】
【1】乾いた状態で、ハンディワイパーなどで窓やサッシの埃や汚れを拭き取る
→いきなり水拭きをしてしまうと、水分を含んだ砂やホコリがベタベタになって、汚れが広がってしまいます。
【2】洗剤を含ませた布やキッチンペーパーで拭き掃除
→ウタマロクリーナーを吹き付けた布などで窓拭きをする。サッシの隙間やパッキン部分は、古歯ブラシや綿棒が便利。無理にゴシゴシこすらず、やさしくなじませて。汚れ落とし用の隙間ブラシなど、百均アイテムを活用するのもおすすめ。
【3】洗剤を水拭きしてしっかりと乾かす
→水分が残るとカビの原因に。乾いた布で仕上げ拭きをして、換気も忘れずに。サッシやカーテンの内側にアルコールスプレーを吹き付けると除菌効果も期待できます。
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カビを防ぐ「ちょこっと習慣」が効く!
- 結露は朝のうちにサッと拭く
- カーテンを閉めっぱなしにしない
- 晴れた日には窓を開けて風通しを
風水では、窓は「良い気を取り入れ、悪い気を外に逃がす通り道」とされています。そんな大切な場所にカビがあると、悪い気が溜まりやすく、運気も停滞気味に……。特に、黒カビは、陰の気を強めてしまい、健康運や対人運に影響すると言われています。
特別な道具や時間がなくても、ちょっとした心がけでカビ知らずの家に近づけます。窓周りの清潔を保つことで、家の中の気の流れがスムーズになり、気分もスッキリ。見えないところだからこそ、放置せず、こまめなお手入れで体にも安心な暮らしを手に入れましょう。