夏休み中の”毎日の献立作り”が大変すぎる……
ここ数年で生活に浸透してきた「ChatGPT」。みなさんは使ったことがありますか?
流行を横目に、”なんだか難しそう……”と敬遠していた筆者でしたが、夏休み中の毎日の献立を考えるのが憂鬱で、思い切ってChatGPTに献立作りを丸投げしてみることにしました。
「ChatGPT」に希望の条件を入れてみた
ブラウザで公式サイトを開くか、アプリをダウンロードして登録を終えたら準備完了! さっそくAIに質問してみます。
AIに対しては指示を細かく出したほうがより適切な回答が得られるそうなので、筆者が希望する条件をなるべくたくさん入れ込みました。”夏休み”などの季節がわかるワードを入れると、その時期に手に入りやすい食材をチョイスしてくれます。
さらに、出てきた結果のあとに「作り方を教えて」と入れてみたら、材料と作り方も簡潔に教えてくれました。
提案された【朝食】&作ってみた感想
良かったこと・改善したいこと
朝食作りに関しては、「卵をパンの上に落とし」の部分が唯一気になる点でした。
「平らな食パンに生卵をのせたら下に流れ落ちてしまうのでは?」と不安に思ったので、トースターにアルミホイルを敷いて、パンをのせたあとに卵をのせてみることにしました。
筆者は今回Sサイズの卵を使って作り方も工夫したのでなんとかメニュー通りに完成しましたが、Mサイズ以上の卵を食パンにそのままのせるのは難しいかもしれません。手間にはなってしまいますが、フライパンで目玉焼きを作ってからパンにのせる形が無難だと思います。
作り方の説明が大雑把で実際には作るのが難しい場合があるので、失敗しないように自分で考えて工夫をしたり、作り方を変えたりする必要があるのはデメリットといえるかもしれませんね。
完成したメニューについては、味、量、栄養バランスのどれも大満足でした。
提案された【昼食】&作ってみた感想
良かったこと・改善したいこと
これまで、そうめんのときに「野菜もほしいな」と思うときは別でサラダを用意していましたが、冷やし中華のように麺のうえに野菜をのせていっしょに食べるスタイルが斬新でした。このようなアイデアが得られるのはメリットですね!
ただ、時間がないときは野菜を細かく切ったり錦糸卵を作るのが面倒に感じると思います。条件に入れた「簡単」や「短時間」の定義はあいまいなので、人によっては面倒に感じる手間が含まれる場合があります。
提案された【夕食】&作ってみた感想
良かったこと・改善したいこと
夕飯は特に難しいところはなく、【作り方】を見ながら手早く作ることができました。
完成したメニューは彩りがよく、久しぶりに作った春巻きは家族に好評でした。
いつもなんとなく同じ料理ばかり作ってしまいがちですが、献立のマンネリ化を防いでくれるのはChatGPTを使う大きなメリットだと思います。
【まとめ】
ChatGPT初心者の筆者が、ChatGPTが考えた1日3食分の献立を実際に作ってみた上で感じたメリット・デメリットは以下のとおりでした。
メリット
・献立を考える負担から解放される。
・通勤途中やお昼休みなど、ちょっとした空き時間に気軽に質問できる。
・細かい希望通りの献立を即座に提案してくれる。
・毎日の料理のマンネリ化を脱却できる。
デメリット
・写真がないため料理の完成品のイメージがしにくい。
・工程の説明がざっくりしているので、自分なりに工夫をして失敗を防ぐ必要がある。
・味つけがシンプルなので、アレンジが必要な場合がある。
・実際に作ってみたら作るのが大変な場合や、作ることができない可能性がある。
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レシピを見て料理するとき、いつもは完成品の写真を見てから作り始めるので、写真が1枚もないのは少し作りにくいと感じました。これが最大のデメリットだと思いますが、ふだんから料理をしている方なら文章だけで作ることができると思います。
実際に作ってみたら作るのが少し難しかったり、味が単調なものもあったので、多少のアレンジが必要な場合はありそうです。
今回初めてChatGPTを献立作りに活用してみましたが、料理のレパートリーが広がったことが一番のメリットでした。今回作ったメニューのなかでは、「ささみとチーズと大葉の春巻き」と「具だくさんぶっかけそうめん」が特においしくて家族にも好評だったので、この2つはわが家の定番メニューにスタメン入りです。
筆者は、今後も献立作りにGhatGPTを活用していきたいと思いました。
ChatGPT初心者の方も、すでに使っているという方も、ぜひ夏休み中の献立作りにChatGPTを活用してみてくださいね。