「シンク下収納」に“入れたらNGなモノ”と“あえて入れるモノ3つ”「動線がいい」「効率アップ」

家のこと

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2025.07.04

整理収納アドバイザーの三木ちなです。キッチンの収納スペースの中でも、空間が広く取れる「シンク下」。多少大きいものでも収まるので、一見使い勝手がいい収納場所に見えますが、“収納するもの”には注意が必要です。ここでは、キレイなキッチンを保つために、わたしがあえて「シンク下に収納しているもの」をご紹介します。

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シンク下が「食品のストック置き場」に向かない、そのワケは……?

シンク下出典:stock.adobe.com

キッチンのシンク下を、食品のストック置き場として使うのはおすすめできません。シンク下は水道管が通っているため、湿気が多く温度の変化も大きい場所。食品のストックを置いておくと、劣化や虫の発生につながる可能性が高いです。
特に避けるべきなのが「お米」。臭いを吸着しやすいうえに、高温多湿な環境に置くと虫も繁殖しやすくなります。

シンク下に収納すべき「3つのもの」

湿度・温度ともに上がりやすいシンク下は、高温多湿の影響を受けないものの収納に向いています。動作動線を考えると、次のアイテムがおすすめです。

1.ボウル・ザル

ザル出典:stock.adobe.com

野菜を洗ったり水を切ったりと、調理中によく使うボウルやザル。シンク下に入れておくと、ワンアクションで取り出せてラクです。洗った後に水切りかごから戻すときの動線もいいので、さっと片付けられます。
ただし、重ねすぎると取り出す手間が増えるので注意。ザルやボウルは必要な分だけを揃えて、スペースに余裕のある収納を心がけましょう。

2.大きな鍋

鍋出典:stock.adobe.com

フライパンはコンロ下の引き出しにしまっていますが、大きな鍋はシンク下のスペースに収納しています。その理由は、大きな鍋は煮込み料理に使うことが多いから。
シンク下から鍋を取り出して水を入れるまでの動線がいいので、圧力鍋やパスタ鍋は“あえて”シンク下に収納しています。
重たいものをシンク下に入れると、最小限の動作で調理の準備がすすむのでとてもラクです。

3.掃除グッズ

掃除グッズ出典:stock.adobe.com

清潔なキッチンを維持するには、こまめな掃除がとても大切。シンク下に掃除グッズを入れておくと、さっと取り出せるのでお手入れのハードルが下がります。
洗剤のストックや使い捨ての手袋のほか、掃除用クロスなども収納しておくと、汚れに気づいたときにサッとお掃除できますよ。

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シンク下の収納を上手に活用しよう

シンク下は湿気が多く、温度の変化も大きい場所。だからこそ、水まわり用品や調理器具、お手入れグッズの収納スペースとして利用するのが正解です。
動作・動線を見直すと、よりキッチンが使いやすくなって見た目も整いますよ。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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