「また作って」と言われる。食物繊維・ビタミンC・カリウムたっぷり野菜を使った腸がよろこぶレシピとは?

料理・グルメ

2025.11.06

時短料理家の田内しょうこです。冷蔵庫にある定番食材で作る、“ふたつでおいしいふだんごはん”をご紹介します。今回の材料は、れんこんと豚こま肉だけ。「おいしいのひと手間」で、間違いなくおいしく、ごはんが進む味に仕上がります。※調味料の数は食材に含めていません。

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豚こま×れんこん。こっくり味でごはんが進む!

れんこんはビタミンCやカリウムを豊富に含む野菜。ビタミンCが含まれるため、秋冬の健康維持に役立つ食材です。

手順1

また、食物繊維が豊富なのも嬉しいポイント。腸の調子を整え、食後の血糖値の上昇を緩やかにする可能性があります。これからの季節には、たっぷり食べたいですね。

おいしいのひと手間1. 炒める前に肉に下味と粉をもみ込む

美味しいのひと手間1

大切なポイントひとつめが、「炒める前に、豚肉に粉をまぶしておく」こと。

肉がやわらかく仕上がり、味がしっかりからみます。特に、れんこんのような歯応えがある野菜と組み合わせる場合には、肉をふわっとやわらかく仕上げると食感のコントラストが効いておいしくなります。

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おいしいのひと手間2. れんこんはじっくり加熱する

おいしい2

れんこんは「じっくり加熱する」のがポイント。

今回のレシピでは、やや大きめにれんこんを切り、歯応えと甘みを出していきます。弱めの中火でじっくりと火を通していくことで、食べごたえたっぷりのメイン料理に。

それではここから、作り方をご紹介します。

豚こま肉とれんこんのこっくり炒め(調理時間10分)

完成イメージ

材料(4人分)

  • 豚こま切れ肉……200g
  • れんこん……小2節(約250g)

<調味料>

  • (下味)塩……ふたつまみ
  • (下味)こしょう……少々
  • (下味)片栗粉……大さじ1
  • マヨネーズ……大さじ2
  • 醤油……大さじ1

<その他>

  • 油……大さじ2

作り方

1.れんこんは8mm厚さに切る。半月切りか、大きいものはいちょう切りに。

工程1

2.豚こま肉に塩・こしょうと片栗粉をふる。(おいしくなる重要な工程!)

工程2

3.フライパンに油大さじ1を熱し、れんこんを弱めの中火で3〜4分焼く。(おいしくなる重要な工程!)

工程3

4.れんこんを端に寄せて残りの油を足し、豚肉を加えて肉にさばきながら焼き色がつくまで焼く。

工程4

5.  マヨネーズと醤油を加えて炒め合わせる。

工程5

「また作って」と言われるメイン級のおいしさです

れんこんをじっくり焼くと、甘みが増し、しゃきっと感とほっくり感とが合わさった食感が楽しめます。

完成2

マヨネーズと醤油のこってりまろやかな味わいに、ごはんが進みます。ちょっぴり辛くても大丈夫な方は、調味料にゆずこしょう(小さじ半分くらい)を加えてもおいしいですよ。そのほか、黒こしょうをふるのもおすすめです。

ぜひ試してみてくださいね。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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