「ETCカード」は挿しっぱなしNG!車内で壊れる“知っておきたい理由”「よくやってた…」

カルチャー

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2025.08.02

夏休みに旅行や帰省の予定を立てている方も少なくないでしょう。移動に高速道路を使うときは、スムーズに通過できるETCカードがとても便利。きっと一度挿したら、ついそのままにしてしまう方も多いかと思いますが、じつはこれNG行為です。ここでは、「車にETCカードを挿しっぱなしにしてはいけない理由」と、今日からできる対策についてご紹介します。

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ETCカードの故障につながるかも

ETCカード出典:stock.adobe.com

一度車の車載器に入れたら、ETCカードをずっと挿しっぱなしにする。この行動は、ETCカードの故障や破損につながります。
その原因は、車内の高温です。真夏の車内温度は、エアコンを切ってからわずか15分程度でサウナ状態になります。外気温が30℃を超える日には、車内はあっという間に60℃以上に達することも……。ダッシュボードに関しては、80℃近く熱を持つと言われています。
ETCカードの耐熱温度は、45~50℃程度。車内の高温な環境に長時間置いておくと、ETCカード内部のICチップが壊れたり、熱でカードが変形したりするおそれがあるんです。

窓貼り付けタイプで注意したいこと

フロントガラス出典:stock.adobe.com

ETCカードの車載器にはいろいろと種類がありますが、フロントガラスに取り付ける「窓貼りタイプ」の場合は、高温に加えて直射日光の影響を受けやすく、より温度が高くなる傾向があります。
ETCカードが使えなくなれば、料金所でバーが開かず立ち往生……なんてことにもなりかねません。

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ETCカードの破損を防ぐために

ETCカードは精密機器。熱に弱いため、使用後は必ず取り出す習慣をつけましょう。
車を降りたらETCカードを取り出して、別の場所に保管する。この流れを徹底すれば、車内に置きっぱなしにすることはありません。
ETCカードを車内に放置することは、盗難リスクも伴います。車でおでかけする機会が増える夏だからこそ、ETCカードの取り扱いにはくれぐれも注意してくださいね。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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