発見が難しい「観光地での迷子」
近所のスーパーで、「ほんの一瞬商品に気を取られて、振り返ったらそこにいたはずの子どもがいなかった」という経験はありませんか? このような場合は近くにいるのをすぐに発見できるケースがほとんどだと思いますが、ヒヤッとしてしまいますよね。
しかしこの迷子が、土地勘がなく混雑した観光地で起こってしまった場合、子どもの捜索は困難を極めます。子どもからは絶対に目を離さないようにと思ってはいても、子どもを常に見ているのは簡単なことではありません。いざ迷子になってしまったときに、すぐに見つけやすくするための対策も、事前にしっかり行ってから出かけましょう。
今回は、事前にできる3つの「迷子対策」をご紹介します。
子どもの「迷子対策」【3選】
【迷子対策・1】目立つ色の服を選ぶ
子どもには、原色などハッキリとした目立つ色の服を着せるのがおすすめです。
迷子になってしまったときに遠くからも見つけやすい上に、家族以外の人が探してくれることになったとき、目印として伝えやすいこともメリットです。流行りの淡い色の服も素敵ですが、子どもを人混みや慣れない場所に連れていくときは、特徴のない地味な色の服は避けたほうが無難です。
【迷子対策・2】家族で写真を撮っておく
迷子になってしまった子どもを警察や他の人たちが探してくれることになった場合に、子どもの顔や全身が写った写真を見せられると大きな手掛かりになります。
さらに、家族で写っている写真があれば、自分たちが親であるという証明にもなります。
できれば、観光地についてすぐに家族で1枚写真を撮っておくのがおすすめです。当日の写真があると、子どもの服装や体格などを正確に伝えることができます。
【迷子対策・3】兄弟でお揃いの服を着る
この方法は兄弟がいる場合の限定になってしまいますが、兄弟でお揃いの服を着せていくのも迷子対策におすすめの方法です。
子どもの写真を見せるのも有効な方法ですが、迷子になった子と同じ服を着ている子どもがいると、捜索してくれる人たちに服装のイメージがスムーズに伝わります。
迷子の子どもを「見つけやすくする」対策も重要
子どもが迷子にならないように親が注意することが一番大切ですが、万が一迷子になってしまったときにすぐ発見できるよう、「見つけやすくする」対策をしておくことも重要です。
わが子が迷子になってしまうと、親は冷静ではいられません。パニックになって当日の子どもの服装を思い出せなくなってしまう可能性もあるため、警察や迷子センターの人に的確に伝えられるような対策をしっかり取っておきましょう。