「玄関のドアガード」は防犯ではない!“本来の役割”と今すぐ試せる“簡単防犯テク”「知らなかった…」

家のこと

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2025.06.02

玄関のドアについてるドアガード。「これをかけていれば、防犯にもなって安心」って思っていませんか? しかし、それは大きな間違い。ドアガードを防犯グッズとして頼りにすると、空き巣や強盗に入られるリスクが増すかもしれません。そこで今回は、ドアガードの役割と、今すぐできる“こじ開け防止対策”を合わせてご紹介します。

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ドアガードの役目は防犯ではない

ドアガード出典:stock.adobe.com

ドアガードは「ドアが急にガバッと開かないようにするため」のもの。現在はあまり見られませんが、ひと昔前まではセールスマンが自宅にやってきて、ドアを無理にこじ開ける……というケースも少なくありませんでした。こういった迷惑を防ぐためのものだったんです。
そのため、防犯対策としては不十分。すき間からヒモや輪ゴムなどを使って解錠できる方法もあるため、外からの侵入は100%防げません。

ドアガードを外から開けられないようにする対策

ドアガードのすき間

ドアを開けたときにできるすき間を使えば、ロックを解除することもそう難しくないため、「ドアガードをしているから大丈夫」と過信するのは、ちょっと危険かもしれません。そこで今回は、ほんのひと手間で、ドアガードを“外から開けにくくする対策”を紹介します。

用意するもの

用意するもの

・わりばし
・セロハンテープ
・ラップ

手順1.わりばしにセロハンテープを巻きつけて固定します

わりばしをセロハンテープでくっつける

手順2.わりばしをドアガードのすき間にはまるようにカットします

すき間のサイズに合うように印をつける

ドアガードにわりばしをあてて、ちょうどはまる大きさに印をつけておきましょう。

カットしたわりばし

カットする際は、ニッパーやはさみを使ってケガをしないよう行ってくださいね。

手順3.わりばしをラップで巻き、テープでとめる

わりばしをラップで巻く

カットしたわりばしをラップで巻いて、セロハンテープでとめれば……。

できあがった対策グッズ

これで対策グッズの完成です!

ドアロックの間に差し込む

このわりばしをドアガードのすき間にはめると……。

ロックのおかげでドアが開かなくなった

ドアガードのすき間が塞がれ、いくらドアを押しても玄関は開かなくなりました。ドアガードのすき間がないので、万一カギを開けられても、外から扉を引いてもドアが動かず開けられる心配はありません。時間稼ぎや侵入の抑止力に有効です。
ただし、わりばしを入れる対策はあくまで簡易的なもの。開けにくくはなりますが、完全なロック機能ではありません。
より本格的な防犯を考えるなら、防犯性能が優れているカギへの取り換えも検討しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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