冷凍庫に入れるのはNG!?「ペットボトル」を凍らせてはいけない理由「知らなかった」「夏にやりがち」

家のこと

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2025.08.09

暑さが厳しい夏は、ペットボトル飲料を凍らせて持っていく……という方も多いはず。冷たさが長持ちするうえに、保冷剤代わりになります。しかし、ペットボトルを凍らせる行為には注意点も……。ここでは、「ペットボトルを安易に凍らせてはいけない」その理由を詳しくご紹介します。

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市販のペットボトルは「冷凍用ではない」

冷凍したペットボトル出典:stock.adobe.com

まず知っておきたいのは、市販の飲料用ペットボトルのほとんどが、冷凍することを想定してつくられていないということ。
通常のペットボトルを飲み物が入った状態で凍らせると、中身が膨張します。冷凍によって中身が膨張し内圧が高まることで、ペットボトルが破裂したり、キャップが外れたりする危険性があるのです。
通常のペットボトルは、冷凍したときに増える体積に耐えられる強度がないため、凍らせるのは避けましょう。

「冷凍OK」と記載された専用ボトルならOK

冷凍できるペットボトルの印

ペットボトルは絶対に凍らせてはいけない、というわけではありません。メーカーが「冷凍対応」と明記したペットボトル飲料であれば冷凍できます。
冷凍専用のペットボトルは、普通のペットボトルと比べて厚みがあり、ラベルにも伸縮性があるため凍らせても問題ありません。メーカーによっては、中身の膨張によるペットボトルの変形を防ぐために、“ねじれ加工”を施しているものも!
こういった冷凍OKなペットボトルには、本体やキャップにマークや表記がついていることが多いので、購入時にチェックしてみましょう。

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ペットボトルの再利用は避けて

冷凍可能なペットボトルは、あくまでも未開封の場合です。一度使ったペットボトルに飲み物を移して再利用するのは、雑菌の繁殖やペットボトルの耐久性を考えるとおすすめできません。
また、炭酸飲料など冷凍に不向きなドリンクもあります。冷凍できるペットボトルに入れても、使い方次第ではボトルが破裂するおそれがありますので絶対に避けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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