子どもの「鍵盤ハーモニカ」の正しいお手入れと“意外と知らないNG掃除”「故障する前に知りたい」

家のこと

2025.08.01

お掃除コンサルタント(クリンネスト1級)の知帆です。子どもが学校や園から持ち帰ってくる鍵盤ハーモニカ。蓋を開けると「なんだかニオう……」「ホースがベタベタ……」なんてこと、ありませんか? 見た目はキレイでも、吹き口やホースの中に湿気がこもると、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。今回は、清潔に使い続けるための正しいお手入れ方法と、やってしまいがちなNG行動をご紹介します。

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やりがちなNG掃除3つ

子どもが学校や園から持ち帰ってきた鍵盤ハーモニカは、意外と汚れが溜まっているもの。でも清潔にしておこうと思っても、その方法がわからないことも多いのでは? 知らずにやってしまうと鍵盤ハーモニカが傷むこともあるので、避けたい掃除方法を確認しておきましょう。

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NG1:本体を水で丸洗い
→内部に水が入ると、サビたり音が出なくなったり故障の原因につながります。

NG2:アルコール入りの除菌シートで鍵盤掃除
→表面のひび割れや変色を引き起こすこともあります。

NG3:ホースや吹き口を濡れたまま収納
→カビやニオイの元になるので完全に乾燥させましょう。

ホース&吹き口の基本のお手入れ

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【洗い方】

  1. ぬるま湯に食器用洗剤など中性洗剤を数滴たらす
  2. ホースと吹き口を揺らすように洗浄する
  3. 洗剤をしっかりすすぎ、よく水を切る
  4. 風通しの良い場所で完全に乾燥させる(吊るすと早く乾きます)

ポイント
水が残っているとカビやニオイの原因になります。完全に乾かしてから収納しましょう。ホースが劣化してカチカチになっていたり、黒ずみ汚れが取れず衛生面で心配な場合には、思い切って買い替えるのも一つの手です。

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鍵盤やケースの汚れも見逃さないで

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【鍵盤部分】

  • 乾いたやわらかい布で乾拭きが基本です。
  • 鍵盤の手垢が気になる場合は、布にアルカリ電解水を吹き付けて拭きます。鍵盤に直接スプレーしないようにしましょう。

【ケース】

  • ホコリや細かなゴミが溜まりがち。乾いた布で拭き取ります。
  • 汚れがひどいときは、中性洗剤を含ませかたく絞った布で水拭きし、汚れを拭き取ります。最後は乾拭きで仕上げます。

ポイント
ケースの隅に溜まったゴミやホコリは鍵盤に入り込むと故障の原因になります。丁寧に取り除きましょう。

◆油汚れをスルスル落とす「アルカリ電解水」:お掃除のプロが使っている“9つの場所”

長く清潔につかうために

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長期休みの持ち帰りのタイミングが、鍵盤ハーモニカを清潔に保つための絶好のチャンス。使い終わったまま放置せず、水洗い&乾燥を習慣にしておくと安心です。次の学期も気持ちよく音を奏でられるように、ぜひこの夏休みにリセットお手入れをしておきましょう。

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著者

知帆

知帆

二人三脚でお客様のお困りごとに寄り添い、不安を解消しながら最適なお掃除プランをご提案します。ライフスタイルに合わせたお掃除タイプ診断をもとに、皆様の暮らしに笑顔と幸運をもたらすお手伝いをさせていただきます。Instagram(@chihomatsu)でも時短掃除術を発信中!

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