豚肉がかたくならない!2つの材料でボリューム満点の【ごちそうレタス冷麺】「夏休みにぴったり」

料理・グルメ

2025.07.28

時短料理家の田内しょうこです。冷蔵庫にある定番食材で作る、“ふたつでおいしいふだんごはん”をご紹介します。今回の材料は、豚しゃぶとレタスだけ。それを冷やし中華にのせて、ごちそう冷やし中華に仕上げます。単純な料理こそ、小さな「ひと手間」をしっかりと守って、絶対においしい麺を作りましょう。※調味料・麺は食材に含めていません。

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豚しゃぶ×レタス。一皿でごちそう、冷やし中華

毎日たいへんな夏休みのごはん。
ささっと作れて満足度の高い、こんな冷やし中華はいかがですか。豚しゃぶと麺を同じ湯でゆでるので、手軽にできあがります。レタスと豚しゃぶの組み合わせは、そのままサラダにもなるくらいの食べごたえ。
冷やし中華がボリューム満点のごちそうになります。

レタスは食物繊維やカリウム、ビタミンCを豊富に含む野菜。
生でしゃりっと食べれば、ビタミンCを壊すことなくしっかりと摂れます。

手順1

シンプルな一品ですが、おいしく仕上げる「ひと手間」は豚肉のゆで方。
ゆで豚がかたくなってしまう、という方はぜひ次の方法を試してみてくださいね。

おいしいのひと手間1. 肉をゆでるお湯は沸騰させない

美味しいのひと手間1

大切なポイントひとつめが、「豚しゃぶは煮立たせない」こと。

鍋に湯がぐらぐらに沸いたら、肉を入れて火を止める。
泳がせるようにしているうちに火が通って、柔らかく仕上がります。

美味しいのひと手間1

同じ湯で麺をゆでるので、肉をとりだしたら、再度煮たたせたあとにしっかりとアクを取ってください。

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おいしいのひと手間2. 麺は水の中で洗って冷ます

麺はゆであがったら、水の中でしっかり洗います。

おいしい2

ザルの上から水をかけて済ませる人も多いのですが、それはNG!
ぬるいままだったり、麺のぬめりでタレの味がボヤけてしまったり。いまひとつおいしくない冷やし中華になってしまいます。

しっかりと水の中で泳がせることで熱が取れやすくなり、ぬめりもしっかり取れます。
そうめんやそばも同じですよ。
ボウルなどを使って、しっかり、たっぷりの水で洗ってくださいね。

それではここから、作り方をご紹介します。

豚しゃぶサラダの冷やし中華(調理時間10分)

完成イメージ

材料(4人分)

  • 豚ももしゃぶしゃぶ肉……300g
  • レタス……4〜5枚

<その他>

  • 冷やし中華……4人分(ごまダレがおすすめ)
  • ごま油(お好みで)……少々

作り方

1.レタスはひと口サイズにちぎる。

工程1

2.鍋に湯を沸かし、豚肉を入れて火を止める。(おいしくなる重要な工程!)

工程2

3.鍋の中で肉を泳がせるようにして火を通し、取り出す。

工程3

4.同じ湯を再び火にかけ、アクをとる。

工程4

5.麺を入れ、ふきこぼれに注意しながら袋の指示通りにゆでる。

工程5

6.ゆであがったら、しっかり水で洗い流して冷ます。(おいしくなる重要な工程!)

工程5

手早くおいしく、夏休みのお昼ごはんに!

完成2

しっかり洗った麺の水を切り、レタスと豚しゃぶを盛り合わせます。タレを回しかけてできあがり。

完成2

お好みで白ごまを散らしたり、ごま油を回しかけると、さらにおいしくなります。
大きなレタスが食べづらい小さな子は、細切りにするとよいでしょう。ぜひ試してみてください。

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著者

田内しょうこ

田内しょうこ

「働くママの時短おさんどん料理」「育休復帰のためのキッチンづくり」「忙しいワーキングマザーのための料理」「子育て料理」をテーマに、書籍や雑誌、ウェブサイトで発信。出張教室やセミナーのほか、食と子育て関連の情報発信を行う。著書に『時短料理のきほん』(草思社)、『働くおうちの親子ごはん』(英治出版)、『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』(主婦の友)などがある。

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