1.油汚れはお湯で洗う
油汚れは水で洗うよりも、お湯を使う方が効率的です。今は夏なので蛇口をひねるとぬるい水が出ますが、油汚れを洗い流すには不十分。
夏でも給湯器のスイッチをONにして、38~40℃のお湯で汚れをしっかりと洗い流しています。電気代をケチって給湯器の電源をOFFするよりも、お湯で手早く汚れを落とす方がタイパ・コスパともに上です。
2.汚れをペーパーで落とす
油やソースがついた食器をいきなりスポンジで洗っていませんか? じつはこれ、スポンジを汚す一番の原因なんです。
スポンジがいつも清潔な人は、食器洗いにいきなりスポンジを使いません。まずペーパーを使って、できるかぎり汚れを落とすことから始めます。スポンジが汚れないよう、汚れを拭ってから洗いにとりかかる。このやり方だと、スポンジが必要以上に汚れませんし、洗剤の量も少なく済むメリットもあります。
お湯でサッと流すひと手間をかけるだけで、スポンジのベタつきや臭い残りがぐんと減り、長持ちにもつながるんですよ。
3.清潔を保つ習慣がある
どう頑張っても、食器洗いをする以上スポンジの雑菌繁殖は避けられません。キッチンスポンジは毎日使うからこそ、スポンジの除菌は習慣にしておきたいところ。
そこでわたしは、食器洗いを終えた後に“スポンジを洗う”をルーティン化しています。除菌といっても、その方法はとても簡単です。使い終わったキッチンスポンジをまずお湯でよく洗い、台所用中性洗剤をつけて軽くもみ込むことで、油汚れの除去や一部の菌の増殖抑制に役立ちます。ただし、洗剤を含んだまま湿った状態で長時間放置すると、逆に菌が増える可能性もあるため、十分にすすいで乾燥させることも大切です。
「台所用中性洗剤」はあくまでも、食器の油汚れなどを落とすための界面活性剤を主成分とする洗剤です。一部の製品は除菌効果が認められていますが、「殺菌・消毒・抗菌」は意味が異なります。つまり、すべての菌に効くわけではなく、全菌を死滅させることはできません。
台所用中性洗剤に除菌効果があるかどうにかについても、製品表示を確認してください。
スポンジもこまめに取り替えて
キッチンスポンジは、見た目がキレイでも内部に菌がたっぷり潜んでいることがあります。清潔感を維持するには、こまめな取り替えも必要です。ちなみにわたしは、2個入りパックを購入して、1か月で使い切るルーティン。2週間程度で新しいものと取り換えていますよ。
気づかぬうちに汚れを広げないためにも、キッチンスポンジの使い方や使用頻度も意識しましょう。