「キッチンスポンジ」が“雑菌だらけ”にならない“3つのキレイ習慣”「清潔!」「簡単だから続く」

家のこと

2025.08.11

整理収納アドバイザーでお掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。毎日使うキッチンスポンジ、じつは雑菌が溜まりやすい隠れカビアイテム。食器に菌が広がるのを防ぐためにも、清潔を保つ習慣が大事です。ここでは、キッチンスポンジを雑菌だらけにしない、わたしがやっている「3つの習慣」をご紹介します。

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1.油汚れはお湯で洗う

油汚れギトギトの食器

油汚れは水で洗うよりも、お湯を使う方が効率的です。今は夏なので蛇口をひねるとぬるい水が出ますが、油汚れを洗い流すには不十分。
夏でも給湯器のスイッチをONにして、38~40℃のお湯で汚れをしっかりと洗い流しています。電気代をケチって給湯器の電源をOFFするよりも、お湯で手早く汚れを落とす方がタイパ・コスパともに上です。

2.汚れをペーパーで落とす

汚れをペーパーで拭き取る

油やソースがついた食器をいきなりスポンジで洗っていませんか? じつはこれ、スポンジを汚す一番の原因なんです。
スポンジがいつも清潔な人は、食器洗いにいきなりスポンジを使いません。まずペーパーを使って、できるかぎり汚れを落とすことから始めます。スポンジが汚れないよう、汚れを拭ってから洗いにとりかかる。このやり方だと、スポンジが必要以上に汚れませんし、洗剤の量も少なく済むメリットもあります。
お湯でサッと流すひと手間をかけるだけで、スポンジのベタつきや臭い残りがぐんと減り、長持ちにもつながるんですよ。

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3.清潔を保つ習慣がある

スポンジを除菌する

どう頑張っても、食器洗いをする以上スポンジの雑菌繁殖は避けられません。キッチンスポンジは毎日使うからこそ、スポンジの除菌は習慣にしておきたいところ。
そこでわたしは、食器洗いを終えた後に“スポンジを洗う”をルーティン化しています。除菌といっても、その方法はとても簡単です。使い終わったキッチンスポンジをまずお湯でよく洗い、台所用中性洗剤をつけて軽くもみ込むことで、油汚れの除去や一部の菌の増殖抑制に役立ちます。ただし、洗剤を含んだまま湿った状態で長時間放置すると、逆に菌が増える可能性もあるため、十分にすすいで乾燥させることも大切です。

「台所用中性洗剤」はあくまでも、食器の油汚れなどを落とすための界面活性剤を主成分とする洗剤です。一部の製品は除菌効果が認められていますが、「殺菌・消毒・抗菌」は意味が異なります。つまり、すべての菌に効くわけではなく、全菌を死滅させることはできません。
台所用中性洗剤に除菌効果があるかどうにかについても、製品表示を確認してください。

スポンジもこまめに取り替えて

スポンジも定期的に新しいものと交換

キッチンスポンジは、見た目がキレイでも内部に菌がたっぷり潜んでいることがあります。清潔感を維持するには、こまめな取り替えも必要です。ちなみにわたしは、2個入りパックを購入して、1か月で使い切るルーティン。2週間程度で新しいものと取り換えていますよ。
気づかぬうちに汚れを広げないためにも、キッチンスポンジの使い方や使用頻度も意識しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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