洗って繰り返し使ってもいい?“クイックルハンディ”の寿命を延ばすコツ「早く知りたかった…」

家のこと

2025.08.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。家中のホコリを、さっとなでるだけで吸着できる「クイックルハンディ」。とても便利な反面、つけ替え用のシートのコストが気になる方もいるでしょう。できれば洗って再利用したい……なんて考えも浮かぶはず。そこで今回は、意外と知らない「クイックルハンディの寿命」についてご紹介します。

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シートは使い捨て!水洗いはNG

クイックルハンディは水濡れ厳禁

まず、クイックルハンディのシート部分は洗えるのかという疑問。これについては、「NG」が正解です。
クイックルハンディは、ふわふわな繊維がゴミを絡めとる吸着力が魅力。しかし吸水性はないので、水で濡らすと汚れを吸着する力が落ちて効果が半減します。
もちろん洗えばシートの汚れは落ちますが、本来の吸着力は得られません。

シートを取り替え目安は……?

クイックルハンディのシートは使い捨て。その取り替え目安は、ずばり「汚れたら」「ホコリが取れにくくなったら」です。
吸着したホコリはそのままシートに付きっぱなしになるので、掃除すればするほど吸着部分がなくなり汚れ落ちが悪くなります。滑らせてもホコリが絡まず取りにくくなったと感じたら、新しいシートを取り付けましょう。

1枚のシートを長く使うために

汚れたクイックルワイパーと新しいシート

クイックルハンディをムダなく長持ちさせるのは、ちょっとしたコツがあります。

汚れを振り落とす

ポリ袋に入れて、汚れを振り落とす

シートに付いた汚れは、振り落とすとある程度落ちます。ただし、汚れが舞い散らないよう、シートを袋に入れるなどくふうが必要。本体からシートが外れないように抑えながら、掃除機で軽くホコリを吸い取るのもひとつです。

上下逆に付け替える

上下を逆に付け替える

クイックルハンディは、どうしても先端部分に汚れを吸着しやすいです。シートの汚れ具合にムラができたときは、上下を反対につけ替えましょう。こうすると、汚れた部分が手前に、キレイな部分が先端になり、1枚のシートをムダなく使えますよ。

再利用できないクイックルハンディのシートは、いかに汚れを吸着させてから捨てるかで“持ち”が変わります。シートをしっかりと使い切ってから、新しいものへ取り換えましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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