「木のまな板」の“黒ずみ”が取れない…。まな板を“長く使うためのポイント”「納得」「もう怠らない」

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2025.09.11

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。木のまな板を使っていると、いつの間にか黒ずみが付着することがあります。見た目はもちろん清潔感も気になるけれど、落とす方法はあるのでしょうか。ここでは、そんな「木のまな板に黒ずみができる原因」と、長く使うための対策についてご紹介します。

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黒ずみは漂白しても落ちにくい

木のまな板についた黒ずみは厄介出典:stock.adobe.com

結論から言うと、木のまな板についた黒ずみの正体は多くの場合「黒カビ」であり、漂白しても完全には落とせません。
まな板に深く根を張った黒カビは、市販の漂白剤を使っても根絶は難しく、過度にお手入れするとまな板そのものが傷む場合があります。

まな板の黒ずみ汚れを防ぐためにできること

一度生えた黒カビは除去するのが難しいため、いかに黒ずみを発生させないかが木のまな板の寿命を左右します。正しく扱って、大切なまな板を長く愛用しましょう。

対策その1.使ったらすぐに洗う

使ったらすぐに洗う出典:stock.adobe.com

まな板を使った後のお手入れを怠ると、雑菌が繁殖し黒ずみ汚れが発生しやすくなります。色やにおい移りの原因にもなりますので、使ったらすぐに洗う習慣を心がけましょう。
洗うときは、やわらかいスポンジと台所用中性洗剤でていねいに。まな板は必ず両面とも洗いましょう。

対策その2.まな板の側面をしっかり乾かす

吊るして乾かしても◎出典:stock.adobe.com

洗った後は、まな板の保管方法もひとくふう。黒ずみは「木口(こぐち)」と呼ばれるまな板の側面から発生しやすいので、この部分に水が溜まらないようにしましょう。横向きに立てておくと、しっかりと空気に触れて乾きやすくなります。吊るして収納すると、全体が良く乾くのでおすすめです。

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黒ずみがひどい場合は買い替えを

木のまな板はデリケートで、使用NGな洗剤やお手入れ方法が多いです。長持ちさせるには、日ごろのメンテナンスや使い方が重要なポイントになります。それでも、経年劣化による黒ずみは避けられません。汚れがひどくなったら、思い切って新しいまな板に買い替えて清潔を保ちましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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