教えてくれたのは……みずおじさん
システムエンジニアとして働いた経験を活かし、YouTube(みずおじさん)で主にiPhoneやiPad、MacなどのApple系端末やスマホの役立つ情報を発信中!
iPhoneのバッテリー節約のために「避けたほうがいいNG行動」
iPhoneを長く快適に使うためには、やらないほうがいいNG行動がいくつかあります。iPhoneデビューしたばかりの方はもちろん、長年のユーザーでも見落としがちなことも。
今回は、バッテリーの持ちをよくするために意識したいポイントをピックアップしてご紹介します。
対応機種について
画像ではiPhone16を使って解説していますが、すべてのiPhoneが対象となる内容です。
「アプリの強制終了はしない」のが正解!
iPhoneの画面を下から上にスワイプすると、アプリスイッチャー(起動中のアプリを一覧表示する画面)が表示されますよね。
ここで、使っていたアプリを上にスワイプして強制終了していませんか?
もし電力を抑えるためにやっているのであれば、それは逆効果! ほとんど意味がないうえに、無駄に電力を消費してしまう可能性もあります。
起動したアプリは、強制終了していなければ裏に存在していますが、アプリは停止している状態です。多くの場合、終了から5秒後くらいには完全に停止しています。
つまり、アプリは裏ではまったく動いていないということ。そのため、強制終了させる意味がなく、むしろ再度そのアプリを使うときに起動させるほうが電力を消費してしまうのです。
処理速度を計測するアプリで検証してみた
一番上は通常処理、その下2つはグラフィック処理の項目なのですが、こちらの画像は起動前の状態です。
ここでアプリを起動してみると、このように一気にたくさんのパワーを使っていることがわかります。
アプリを強制終了せずに閉じてみると、パワーが下がって起動前と変わらない処理具合になり、裏で動いていないことが検証できました。強制終了せずに残しておくと、次に起動する際に途中から再開できるため、余分なパワーを使わずに済みますよ。
強制終了したほうがいい場合もある
ただし、近年のiPhoneにはあまりないですが、古いiPhoneの場合は処理が重いときには強制終了が効果的なこともあります。バグが起きたときにも、強制終了して問題ありません。
普段やってしまいがちな習慣を見直すだけで、iPhoneのバッテリーの持ちが変わるかもしれません。この機会に、使い方を見直してみてくださいね!
▼詳しい操作方法は動画でも確認できます。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。