普通ゴミに混ぜると危険!火事や爆発を招く“危ないゴミ”3つ「怖い…」「家族にも教える」

家のこと

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2025.09.23

毎日のように出るゴミ。何気なく捨ててしまいがちですが、中にはそのまま捨てると危険なものがあるんです。知らずに処分すると、ゴミ収集車の中で発火するなど事故の原因になることも……。そこで今回は、暮らしの中でよく使うものを例に、自己判断で捨ててはいけない「身近な危ないゴミ」を3つご紹介します。

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危ないゴミその1:乾電池

乾電池出典:stock.adobe.com

小さいからつい普通ゴミと一緒にまとめがちですが、乾電池は扱いに注意が必要。端子が金属と当たると熱を持ち、火が出ることがあります。
特に、ボタン電池やまだ残っている電池は要注意。誤って不燃ゴミに出すと、発火するおそれがあります。
安全に捨てるためにも、端子部分にはテープを貼りましょう。こうすると電流が流れなくなるため、ショートを防止して安全に処分できます。
きちんと絶縁した後は、自治体が指定する回収ボックスへ。スーパーや家電量販店に回収ボックスを設置している地域もあるので、お近くの拠点を確認しましょう。

危ないゴミその2:スプレー缶

スプレー缶出典:stock.adobe.com

整髪料や消臭スプレー、殺虫剤などのスプレー缶。中身が残ったまま捨ててしまうと、ゴミ収集車の中で爆発するおそれがあるため大変危険です。実際に、ゴミ収集車の爆発事故も発生しています。
スプレー缶は、中身をしっかり使い切って処分するのが基本です。火気のない屋外で、シューっという音がしなくなるまで噴射しましょう。
中身を出し切った後は、プラスチック製のキャップやボタンを取り外し、分別してゴミに出します。スプレー缶は資源ゴミとしてきちんと分別し、処分してください。

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危ないゴミその3:ライター

使い捨てのライター出典:stock.adobe.com

使いかけのライターも意外と危ないもの。中にガスが残っていると、収集車内で引火して火事になる恐れがあります。
ライターもスプレー缶同様に、中身を出し切ることが大前提。火気のない屋外で、しっかりとガス抜きを行いましょう。
空になったライターは、自治体の決まりに従って処分を。ほかの不燃ゴミと区別できるように、透明なビニール袋に入れて出すなど、地域によって細かいルールがあります。

少しのくふうで防げる事故

乾電池、スプレー缶、ライター。この3品目は、つい普通ゴミに混ぜてしまいそうでじつは危険な代表格です。

・乾電池は端子をテープで絶縁
・スプレー缶は中身を完全に使い切ってから
・ライターはガス抜きをしてから

どれも少しの手間で火事や事故を防げます。地域の人々や家族が安全に暮らすためにも、自治体ごとのゴミ出しルールは必ず守りましょう。

※各自治体の最新のごみ出しルールや詳細を確認するようにしましょう。

※参考:広島市「【注意】中身が残っているスプレー缶・カセットボンベ、ライターや電池(リチウムイオン電池等)は発火する危険があります!」

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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