教えてくれたのは……ライオンケミカル株式会社さん
創業140年以上の技術、豊富なノウハウを活かし、殺虫剤、入浴剤、洗浄剤、消臭剤など、幅広い日用品を開発・製造・販売するライオンケミカル株式会社。「よりよいモノを、よりリーズナブルに」を合言葉に、NB・PB・OEM事業を拡大中で、和歌山県から全国、世界へと販売網を展開している老舗企業です。
トイレを清潔に保つための”掃除の頻度”は?
トイレの汚れが気になりながら、忙しくてつい掃除を後回しにしてしまうことはありませんか?
前回の記事では、「トイレ掃除をしないことで起こる4つのトラブル」についてお伝えしました。そのようなトラブルを防ぐために欠かせないのが、定期的なトイレ掃除です。
では、トイレを清潔に保つには、どれぐらいの頻度で掃除をするのが適切なのでしょうか? 今回は、場所ごとに異なる「適切なトイレ掃除の頻度」を教えていただきます。
場所別の「掃除頻度」
【便器・便座・ふた】………毎日~週1回
【床・壁・便座カバー】………週1回~月1回
【タンク・ノズル】………月1回~3ヶ月1回
【換気扇】………月1回~半年1回
汚れやすい便器や便座は、毎日~週1回を目安に掃除するのが理想です。床や壁、便座カバーは週1回~月1回程度を目安に掃除しましょう。
トイレタンクの内部は外から見えないためつい見落としがちですが、数ヶ月に一度の点検と掃除が推奨されています。
家族の人数やトイレの使用頻度が多いご家庭では、よりこまめな掃除が必要になることもあります。実際の状況に応じ、判断しましょう。
「汚れを溜めこまないこと」が大切
トイレタンクや便器内のヌメリ・ニオイの原因は、カビや尿石の蓄積などが考えられます。タンクには常に水が蓄えられているためカビが増殖しやすく、尿に含まれるカルシウムが固まると尿石となって便器内に汚れが蓄積していきます。
また、水道水に含まれるミネラル成分や空気中の菌が長時間たまると、こびりついて簡単には落ちにくくなることもあります。
トイレの衛生状態を保つため、日頃からこうしたヌメリやニオイの原因となる汚れを蓄積させないよう心がけましょう。
時にはプロのサポートも活用
トイレの構造を把握していない状態で、パーツを無理に外すのは危険です。手順を誤ると水漏れや破損につながり、修理費用がかさむ可能性があります。不安がある場合や初めてタンク内部などの細かな部分を掃除する場合は、専門業者や慣れた人のサポートを受けながら進めることをおすすめします。
適切な掃除を習慣化
ご紹介した場所別の掃除の頻度を目安に、定期的な掃除を習慣としましょう。定期的な掃除に加え、もし気になる場所があれば、汚れが硬くなる前に早めのケアをすることも大切です。
次回の記事では、普段から取り組める「トイレ掃除の負担を減らすコツ」について教えていただきます。




