危うくやるところだった。「アルミホイル」のNGな使い方「食材の保存は知らなかった…」「気を付ける」

家のこと

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2025.09.30

料理や保存に大活躍のアルミホイル。食品の加熱や保存に便利ですが、使い方によっては事故を引き起こしたり、食品によってはアルミホイルが変質したり変色したりすることもあります。ここでは、やってはいけない「アルミホイルのNGな使い方」をご紹介。使用方法を間違わないよう、ここで一度見直してみませんか?

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NGその1.電子レンジで加熱する

電子レンジでの加熱はNG出典:stock.adobe.com

こちらはご存じの方も多いかと思いますが、改めて注意喚起です。アルミホイルを電子レンジにかけるのは、絶対にやってはいけないNG行為。アルミはレンジの電波を通さないため、反射して火花が散ってしまいます。そのまま加熱すると、思わぬ発火やレンジ故障の原因になりかねません。
アルミホイルの使用は、オーブントースターやフライパンでは問題なく使えますが、電子レンジではNGと覚えておきましょう。お弁当を温めるときなど、うっかり入れてしまわないように気をつけてくださいね。

NGその2.酸っぱい食材を包んで保存する

レモンなど酸味の強い食品は、長時間包まない出典:stock.adobe.com

レモンやトマト、酢を使った料理など酸味のある食品をアルミホイルで長時間包むのも要注意。酸とアルミは反応しやすく、少しずつ溶け出してアルミホイルに穴が開くことがあるんです。これでは、せっかく包んでも液だれしたり、中身がこぼれたりする可能性もあります。
ピクニックやお弁当に柑橘系のフルーツなど酸味のある食品を包むときなどは、ラップや保存容器を使いましょう。

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NGその3. 塩分の多い食材を包んで保存する

塩分のイメージ出典:stock.adobe.com

焼き魚や漬物など塩気の強いものも、アルミホイルで長時間包むのは避けたほうが無難です。塩分は酸と同じようにアルミを腐食させ、黒ずんだり穴が開いたりする原因になります。見た目も悪くなるだけでなく、食材にアルミニウムが溶け出す可能性も……。アルミニウムは、体内に入ってもほとんどが体外へ排出され、健康に悪影響は与えませんが、長い時間保存したいときは、ラップや保存容器に切り替えるのがベストです。

正しく使ってこそ便利なアルミホイル

アルミホイルは便利ですが、決して万能ではありません。電子レンジで使わない、酸っぱい食品や塩気の強いものを長時間包まない、これらを守るだけでトラブルを防げます。ちょっとしたくふうで家事の安心度がアップ。アルミホイルの特性を知って、賢く安全に使っていきましょう。

※参考:東京都保険医療局「梅干を包んだアルミ箔が溶けて穴が開いてしまいました。この梅干を食べても大丈夫でしょうか?【食品安全FAQ】」(https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/anzen/anzen/food_faq/sonota/sonota06

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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