NG1.ランドリーパイプに掛けすぎる
浴室に備え付けられたパイプには、耐えられる重さが決まっています。厚手のタオルやデニムなど、水分を含んだ衣類は意外と重いため、掛けすぎには要注意。重量を超えて使用すると、パイプがたわんだり破損したりすることがあります。
また、洗濯物をすき間なくぎっしり掛けると、乾くまでに時間を要するため、電気代がかさむ原因になることも……。浴室乾燥機を安全に効率よく使うためにも、ランドリーパイプの耐荷重は守り、間隔をあけて干しましょう。
NG2.浴室乾燥機ばかりに頼る
浴室乾燥機は頼もしい機能ですが、消費電力は大きく、使いすぎると電気代は上がります。リクシル製の浴室乾燥機の場合、衣類乾燥の機能を1時間まわした場合にかかる電気代は約32円。3時間稼働すれば、100円近い電気代がかかるのです。
洗濯物の乾燥をすべて浴室乾燥機で済ませようとすると、光熱費が家計を圧迫しかねません。そこでおすすめしたいのが、自然乾燥との併用。外や部屋干しである程度乾かしてから浴室乾燥機を使うと、乾燥時間が短くなり電気代も抑えられます。
NG3.入浴後すぐに干す
お風呂上がりにそのまま洗濯物を掛けると、浴室は湿気で充満しているため乾きにくくなります。湿度が高いと乾燥機の効率も落ち、余計な時間と電気代がかかってしまうのです。換気扇をまわす、しばらく時間を置いてから干すだけでも、乾き具合に差が出ます。
浴室乾燥機を上手に活用しよう
これからの季節は、台風や気温の低下などで浴室乾燥機を使う機会が増えます。毎日の洗濯を、節電しながら少しでもラクにするために、上手な使い方を意識しましょう。