「浴室乾燥機」で電気代が高くなる!? 意外と知らない“3つのNG習慣”「家族にも伝える」

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2025.10.03

悪天候の日でも、洗濯物をカラッと乾かせる「浴室乾燥機」。天気を気にせず干せる心強いものですが、便利さに頼りすぎると電気代が高くつく場合があるんです。そこで今回は、浴室乾燥機で注意しておきたい「3つの落とし穴」について紹介します。

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NG1.ランドリーパイプに掛けすぎる

ランドリーパイプには耐荷重がある出典:stock.adobe.com

浴室に備え付けられたパイプには、耐えられる重さが決まっています。厚手のタオルやデニムなど、水分を含んだ衣類は意外と重いため、掛けすぎには要注意。重量を超えて使用すると、パイプがたわんだり破損したりすることがあります。
また、洗濯物をすき間なくぎっしり掛けると、乾くまでに時間を要するため、電気代がかさむ原因になることも……。浴室乾燥機を安全に効率よく使うためにも、ランドリーパイプの耐荷重は守り、間隔をあけて干しましょう。

NG2.浴室乾燥機ばかりに頼る

浴室乾燥機にばかり頼ると電気代がかさむ出典:stock.adobe.com

浴室乾燥機は頼もしい機能ですが、消費電力は大きく、使いすぎると電気代は上がります。リクシル製の浴室乾燥機の場合、衣類乾燥の機能を1時間まわした場合にかかる電気代は約32円。3時間稼働すれば、100円近い電気代がかかるのです。
洗濯物の乾燥をすべて浴室乾燥機で済ませようとすると、光熱費が家計を圧迫しかねません。そこでおすすめしたいのが、自然乾燥との併用。外や部屋干しである程度乾かしてから浴室乾燥機を使うと、乾燥時間が短くなり電気代も抑えられます。

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NG3.入浴後すぐに干す

入浴後すぐは湿気がこもっている出典:stock.adobe.com

お風呂上がりにそのまま洗濯物を掛けると、浴室は湿気で充満しているため乾きにくくなります。湿度が高いと乾燥機の効率も落ち、余計な時間と電気代がかかってしまうのです。換気扇をまわす、しばらく時間を置いてから干すだけでも、乾き具合に差が出ます。

浴室乾燥機を上手に活用しよう

これからの季節は、台風や気温の低下などで浴室乾燥機を使う機会が増えます。毎日の洗濯を、節電しながら少しでもラクにするために、上手な使い方を意識しましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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