ジェルボールとは?

ジェルボールは、一粒で1回分の適量が計量済みの、便利なカプセル型洗剤です。
ドラム式洗濯機にも使用でき、計量要らずでぽいっと洗濯機に放り込むだけで使うことができるジェルボールですが、洗濯物の後にいれていませんか?
実は、ジェルボールを効率よく使うためには、投入する順番が重要なのです。
水溶性フィルムは冬に弱い?

ジェルボールの外側の膜は、水に溶ける「ポリビニルアルコール(PVA)」という水溶性の合成ポリマーが使われています。
この膜の性質が原因で、水温が低い冬や、洗濯物を詰め込みすぎた時には、そのフィルムが溶けきらず、衣類にくっつくこともあります。
そういうとき、もしかして衣服を洗濯機に入れた後に、ジェルボールを入れていませんか?
ジェルボールは…「先入れ」!


実は、ジェルボールは「先入れ」が重要なんです。
このように、ジェルボールを先に洗濯槽の底に入れ、その後で衣類を投入します。
先に入れることで、ジェルボールの膜はより溶けやすくなります。
ジェルボール先入れのメリット
ジェルボールを先入れするメリットは以下の3点です。
- フィルムが水でしっかり溶けやすくなる
- 洗剤がまんべんなく行き渡る
- 衣類に直接くっついて溶け残るのを防げる
また、冬場など低水温で溶け残りやすい場合は、ぬるま湯を使用すると効果的です。
実はパッケージにも表示が!

今回筆者が使用したアリエールのジェルボールですが、裏の説明書きを見てみると、
「1:ジェルボールをそのまま洗濯槽の底に入れる」
「2:洗濯物を"後から"入れてスタート」
と記載されています。
これはアリエールに限らず、多くの主要メーカーのジェルボール製品で同様に推奨されています。
さらに、従来の縦型洗濯機でもドラム式洗濯機でも同様に使用できます。
ジェルボールをより効果的に使いましょう
筆者が実際に試したところ、フィルムの溶け残りは一切見られませんでした。
フィルムの溶け残りにお悩みの方は、ジェルボールを「先入れ」してみてくださいね。
ジェルボールを正しく使うことで、日々の洗濯がより快適になるでしょう!
