「炊飯器の内釜」の寿命が縮む“やってはいけないNG行為”3つ「コーティングがはがれるかも…」

家のこと

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2025.10.16

毎日のごはんづくりに欠かせない炊飯器。じつは、内釜の扱い方ひとつで寿命が大きく変わることをご存じでしょうか? ふだんの扱い方によっては、炊飯器の寿命を縮めてしまうこともあります。そこで今回は、炊飯器の内釜にやってはいけないNG行為を3つご紹介します。

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NGその1.すし飯をつくる

内釜にすし酢を入れるのはNG出典:stock.adobe.com

ちらし寿司や手巻き寿司のときに、炊き上がったごはんにそのまま酢をかけて混ぜていませんか? じつはこれ、内釜にとっては大きなダメージを与えるおそれがあるNG行為なんです。
酢は酸性が強く、内側のフッ素コーティングを劣化させるおそれがあります。コーティングがはがれると、ごはんがくっつきやすくなることも。
すし飯をつくるときは、炊き上がったごはんを別のボウルに移してからすし酢を混ぜるのが正解です。ひと手間ですが、炊飯器を長持ちさせるコツになりますよ。

NGその2.金属製の調理器具でごはんをよそう

金属製のキッチンツールも使用NG出典:stock.adobe.com

内釜からごはんをよそうときは、使用する調理器具にも注意が必要です。基本的には、しゃもじが適切。しゃもじ以外の調理器具でも代用はできますが、金属製のものは避けましょう。内釜が傷むおそれがあり、コーティングの劣化につながります。
おたまやヘラなど、金属製の調理器具は内釜を傷つけるおそれがあるため、使用を避けましょう。しゃもじの代わりに使う場合はシリコン製や木製のものを選びましょう。

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NGその3.炊飯以外に使う

炊飯以外で使うのはNG出典:stock.adobe.com

インターネットで調べると、炊飯器の内釜を揚げ鍋などに利用する使い方が紹介されています。しかし、基本的には炊飯以外の目的での使用は推奨できません。
内釜はあくまでも炊飯器専用につくられているので、ガス火やIHに直接かけると変形したり、コーティングが一気にはがれるリスクがあります。安全に使うためにも、内釜は「ごはんを炊く専用」と割り切って、ほかの調理には使わないようにしましょう。

本来の用途以外での使用は避けて

炊飯器の内釜は、毎日のおいしいごはんを支えてくれる大事なパートナー。内釜は正しく、長く大切に使いましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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