窓と網戸の関係性
涼しくなり、窓を開ける機会も増えてきたのではないでしょうか。
そんな時期に厄介なのが、網戸を閉めているのに家の中へ侵入してくる「蚊」です。蚊は10月も活発に動いているので要注意。
網戸を閉めていても蚊が入ってくるのは、窓の開け方が原因かもしれません。
今回は、虫を防ぐための正しい窓の開け方を試してみたいと思います。
その網戸の位置、正しいですか?
網戸は、虫の侵入を防ぎながら心地よい風を取り込むために欠かせない設備です。
近年では、細かい網目や虫が近寄りにくい特殊素材を使った高性能なタイプも登場しています。
しかし、それでも部屋の中に虫が入り込んでしまうことがあります。
網戸に破れや隙間がなく、きちんと閉めているのに虫が入ってくるのはなぜでしょうか。
その原因の一つは、窓と網戸の位置にあるそうです。
網戸の正しい位置
正しく網戸を設置していれば、例えば窓を大きく開けても網戸と窓枠が重なり、虫が入る余地はありません。
ところが、窓を半分だけ開けた場合には注意が必要です。
一見すると虫の通り道がないように思えても、実際には窓と網戸の間に隙間ができ、かえって侵入しやすくなります。
これでは網戸の効果を十分に発揮できません。
ただし、半開きでも窓と網戸の位置をきちんと合わせれば問題なく、フレーム同士が重なることで、虫の侵入経路をしっかり遮断できるそうです。
これからの時期にご用心
秋は特に窓を開ける機会が多い季節です。実際に自宅の網戸でも試してみましたが、窓と網戸の位置を合わせることで虫が侵入しなくなったように感じます。
皆さんも、ご自宅の窓の開け方を一度確認してみてはいかがでしょうか。少し工夫するだけで、快適な風を取り入れながら虫の侵入も防げますよ。