来年の夏にまたヨロシク!

夏の間、フル稼働して我々を助けてくれた扇風機。今年の役目を終えて冬眠……の前に、しっかり掃除を行って保管しておきましょう。今回は、だいたい家にあるものだけでさっと片付けちゃいます。
【用意するもの】
・中性洗剤
・重曹
・柔らかい布 or マイクロファイバークロス
・歯ブラシ or 綿棒
・バケツ or 洗面器
・掃除機(ブラシノズルがあると便利)
・扇風機収納カバー(100均でOK)orゴミ袋(意外とこれで十分!)
・ゴム手袋
・乾いたタオル
電源プラグを抜いてホコリを取る!

綿棒などでホコリを取り除き、固く絞った布でコードを水拭きします。その後、乾拭きして水気を完全に取ります。コードの拭き掃除は、意外と見落としがちですよ。
前面カバーと羽根を外す!

扇風機の前面カバーは、留め具をひねるだけで外せるタイプがほとんどです。羽根は中央のナットを回して外します(OPEN方向を確認)。ここで外したパーツを並べ、「掃除をやっているアピール」をしておきましょう。我が家では「邪魔なんだけどっ」と、優しいお言葉をいただきました。
羽根とカバーを丸洗い!

掃除機などでホコリを吸い取ります。

その後に中性洗剤でゴシゴシ。汚れがひどい場合は歯ブラシでスキマもしっかりこすりましょう。
本体部分の掃除!

モーター部分は水厳禁! 固く絞った布で外側を拭き、通気口や羽根軸まわりは掃除機でホコリを吸い取ります。

細かい溝は綿棒や歯ブラシで。ここを丁寧にやると「プロっぽい」と褒められます(たぶん)。
完全乾燥→組み立て→動作チェック!

風通しのいい日陰で、しっかり乾燥させます(半日〜1日)。全部乾いたら、逆の手順で組み立てます。羽根がしっかり固定されているか確認してからスイッチON! 異音やガタつきがなければ合格です。
ホコリ対策をして保管!

完全に乾いた扇風機を、100均で購入したカバーで包んで押し入れやクローゼットに。ゴミ袋でも問題ありません!

コードはきつく巻かず、ゆるっとまとめます。
【注意点】
・モーター内部に水をかけない(故障します)
・強い洗剤や漂白剤は塗装を傷める
・無理な分解はNG(戻せなくなって焦るパターン)
・羽根の取り付け向きに注意(逆に付けると風が来ません)
・コードにヒビがある場合は、安全のため買い替え検討
まとめ

扇風機の掃除は、正直ちょっと面倒です。でも、放置して押し入れに突っ込んだままにすると……来年スイッチを入れた瞬間、カビ臭に襲われるでしょう。そしてその横で、「だから言ったでしょ!」と奥さんの冷たい視線……(経験済み)。
けれど逆に、今このタイミングでしっかりお手入れしておけば、
・ 来年すぐに気持ちいい風を浴びられる
・ ホコリやカビ臭ゼロで快適
・ モーターも長持ちして節約にもなる
・ そして何より、奥さんの機嫌がいい(笑)
つまり、たった30分で“来年の快適さ”と“奥さんの笑顔”をWゲット。これ、やらない理由ありますか?
