洗たく槽の“黒いカスやニオイ”が取れない…。カビキラーを“効かせる”3つのコツ「知らなかった」

家のこと

2025.11.21

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。「洗たく槽カビキラーを使っても、においや黒いカスが残ってしまう……」。そんな経験はありませんか? 実は、ちょっとした使い方の違いで効果が半減してしまうことも。そこで今回は、メーカー公式の情報を元に、カビキラーを“ちゃんと効かせる”3つのポイントを紹介します。

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通常はつけ置き不要。でも、汚れがひどいときは“3時間置く”が効果的

3時間そのままおく

「洗たく槽カビキラー(塩素系)」は、基本的にはつけ置きしなくてもOKなタイプです。ただ、初めて使うときや、しばらく掃除していないときにおいが気になるときは、約3時間そのまま置いてから運転すると効果がグッと上がります。

また、洗濯機に「槽洗浄コース」がある場合は、そのモードを使うのもおすすめです。よりしっかり汚れを浮かせてくれます。

もう1本使う

それでも黒いカスが出てくるときは、汚れが洗濯槽の奥に残っているサイン。そんなときは、そのままもう1本使って、続けて掃除してOKです。メーカーも「連続使用しても問題なし」と案内しています。

洗濯機が9kg以上なら“2本使い”がちょうどいい

9kgサイズ以上なら2本使いで

洗濯機が9kgより大きいサイズの場合、メーカーはカビキラーを2本使うことを推奨しています。公式の案内にも「使用量を調整し洗剤濃度が薄くなった場合、充分な効果が得られないことが考えられます」と書かれています。

つまり、少なめに使うと洗浄力が弱くなりやすいということ。記載どおりの本数で使うことで、ムラなくしっかり洗えます。

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水でもOK!“熱湯だけNG”を覚えておけば安心

水でもお湯でも効果は変わらない

液体タイプの「洗たく槽カビキラー(塩素系)」は、「水で使っても、お湯で使ってもほとんど効果は変わりません」と公式に案内されています。

気をつけたいのはただひとつ。熱湯は絶対に使わないこと。熱湯を入れると成分が急激に分解されてしまい、効果が落ちてしまいます。普通の水道水でそのまま使えば十分です。

仕上げに“乾かす習慣”で、次のカビを防ごう

洗濯槽内を乾かす

洗濯槽がきれいになったら、その状態を少しでも長くキープしたいですよね。そんなときは、このひと手間がおすすめです。

  • すすぎを1〜2回追加して、残った汚れをしっかり流す
  • 洗濯後はふたを開けて風通しよくする
  • 湿気がこもらないように槽を乾かす

たったこれだけで、カビの再発をぐっと防げます。

最後にもう一度、ポイントをおさらい

「洗たく槽カビキラー」をしっかり効かせるためのポイントは、とてもシンプルです。汚れが気になる日は少しだけ時間を置いてから洗浄すると効果が上がります。また、洗濯機が大きめのご家庭は、記載のとおり2本使うことで洗浄液がしっかり行き渡ります。そして、使うときは水で十分。熱湯だけ避ければOKです

この3つのポイントを意識しておくだけで、「なんだか落ちてない気がする……」というモヤモヤがぐっと減ります。月に1回のペースで行い、洗濯機の中を気持ちよく整えていきましょう。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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