洗面台が墨で汚れるのがストレス……
子どもの学校で習字の授業が始まると、自宅の洗面台でも墨で汚れた筆を洗う機会が増えますよね。
子どもが筆を洗ったあとに洗面台を見に行くと、ボウルが黒く汚れ、壁や棚にまで墨が飛び散っていて思わずがっくり……なんて経験はありませんか?
じつはそんなプチストレスは、身近なアイテムを使うことで解消できるんですよ。
わが家でもちょうど子どもの学校で習字の授業が始まったため、実際にこの方法で筆を洗ってみました。
洗面台が汚れにくくなる「習字の筆」の洗い方
必要なもの
・空のペットボトル(フタは使いません)
・カッターナイフまたはハサミ
※ペットボトルは小筆〜中筆なら500mlのもの、書き初め用なら2Lのものが洗いやすかったです。
作り方
ペットボトルを半分ほどのところでカットします。
筆洗いに使うのは、飲み口のついた上部分です。

使い方
カットしたペットボトルの飲み口部分を、洗面台の排水口に差し込みます。
※洗面台の形状により、ペットボトルの飲み口部分が排水口に合わない場合があります。
※筆を洗う前に、書き損じの半紙や新聞紙で筆についた墨をできるだけ拭き取っておくと、排水管への負担を減らすことができます。

上から水を流しながら、ペットボトルのなかで筆を優しく洗います。

書き初め用の太筆は、2Lのペットボトルのほうが洗いやすく感じました。

ペットボトルの壁がガードしてくれるため水が周りに飛び散らず、汚れた水はそのまま排水口へ流れます。
筆を洗ったあとの洗面台も汚れにくく、最後に軽く流すだけで完了します。

きれいに洗えて、汚れも防げた
子どもが墨のついた筆を持ち帰るたびに、「あとで掃除しなきゃ……」と憂うつに感じていましたが、ペットボトルを使ってみたら洗面台を汚さずに、手早く筆を洗うことができました。
ペットボトルを切るだけと簡単なので、筆洗い後の掃除をストレスに感じている方はぜひ試してみてくださいね。
※繰り返し使用すると破損する可能性があります。使用前に状態を確認し、安全に配慮してご利用ください。
※墨汁の主成分であるカーボンブラック(炭素微粒子)は水に溶けにくく、頻繁に排水に流すと配管内に付着して詰まりの原因になる可能性があります。 筆を洗う前に、半紙や新聞紙で墨をしっかり拭き取ってから筆を洗うことを推奨します。

