クリアファイルの活用法
使わなくなったクリアファイルは丈夫な素材で作られているため、切っても形が崩れにくく、DIY素材として扱いやすいのが特長です。特にポリプロピレン製のクリアファイルは丈夫で軽く、加工しやすいのが特徴です。
クリアファイルはサイズに関係なく、手元のものを活用できるため、収納したい物に合わせて自由に作れるのも嬉しいポイント。小さめなら名刺や付箋、大きめなら書類やノートまで幅広く対応できます。
今回は、余ったクリアファイルで簡単に作れる「マスク入れ」を紹介します。
準備するもの

クリアファイル以外は、家にあるものでそろえられます。
- 不要になったクリアファイル(A4・B5など、マスクのサイズに合わせる)
- ハサミとカッター
- カッターマット(あると安全)
- マスキングテープやシール(デコレーション用)
「マスク入れ」の作り方
1:クリアファイルの底から約12cmの位置を測り、直線でカットします。

2:カットしてできた角は危ないので、丸く整えましょう。


3:切り離した側のクリアファイルのくぼみも利用します。
本体になる12cmのクリアファイルの右上部分に上から1cmほど開けて、くぼみを合わせます。カッターマットなどを間に入れ、上の1枚だけくぼみに沿って赤の点線部分に切り込みを入れます。


4:下側のクリアファイルには、同じく上から1cmの位置に工程3で作った切り込みが入る程度の長さになるように、赤の点線部分に切り込みを入れて差し込み口を作ります。

5:工程4で作った差し込み口に、3の切り込みを差し込めば、固定できるようになります。

6:好みでマスキングテープやシールを貼り、デザインを整える。

完成と活用アイデア
完成したホルダー(マスク入れ)は軽くて丈夫で、サイズ調整も自在なため日常のちょっとした収納に役立つアイテムです。家庭内の細かな書類整理にも活用でき、子どものプリント類や郵便物の一時保管にも便利です。
また、マスキングテープやシールでデザインすれば、好みに合わせて雰囲気を変えられ、完全オリジナルの収納グッズに仕上がります。ぜひ作ってみてくださいね!
作成前の注意点
- 使う前に、クリアファイルの素材を確認しておくと安全です。一般的なクリアファイルはポリプロピレン(PP)製が多く、軽くて丈夫なため加工に向いていますが、PVCなど別の素材で作られている商品もあります。素材によって切りやすさや強度が変わるため、ラベルやパッケージで素材を確認してから作業を始めましょう。
- 長期間使っていたクリアファイルは、劣化したり、細かなひびが入ったりする場合があります。劣化した状態のクリアファイルの使用は避けましょう。
- クリアファイルは、加工前に洗浄して清潔な状態にしておきましょう。
- マスク入れは、外出先で食事をする際の一時置きやマスクの予備用として活用しましょう。不衛生な状態での長期保管は避けてください。
